スマートフォン版へ

マイページ

264件のひとこと日記があります。

<< ≪皐月賞・予想2021≫... ひとこと日記一覧 岩田康誠の潮時... >>

2021/04/21 00:40

≪皐月賞・回顧2021≫

01着◎エフフォーリア
 五分のスタートから透かさず押して前目を取りに行った鞍上の積極性。川田騎手がここ数年リーディング争いをするようになったのも、ポジション意識の変革があったからで、横山武史騎手はまだ22歳の若武者ながら早くもその辺を意識した騎乗スタイルで昨年の関東リーディングを始め数々の実績に繋げている。エフフォーリアの素晴らしい所は、積極策からでも差し馬に引けを取らない末脚を繰り出せること。このレースセンスの高さはソダシとも共通するものがあり、同世代で対抗し得るのはシャフリヤールぐらいしか見当たらない。ダービーでは流石に抜けた1番人気になるだろうが、引続き期待大!

02着○タイトルホルダー
 暮れの2歳GIからの直行で結果を出す馬が増え、すっかり権威が凋落しているかのようなトライアル組。とはいえ、勝ち馬に関しては本番成績も良く、弥生賞のレースレベル云々で人気を落としていたのが盲点。父ドゥラメンテとは異なるタイプも逃げ・番手から粘り込む安定感は魅力。逆転までは厳しいがダービーでも押さえ必須か。

03着△ステラヴェローチェ
 タフ馬場に滅法強いバゴ産駒らしい走りで巻き返しを見せた。関東騎手ながら関西を主戦場とし腕を磨いてきた吉田隼人騎手ソダシだけじゃない実力派、見事な手綱捌きでルメール騎手の追撃を振り切った。道悪専用との思い込みがあればダービーで人気を落とすかも知れないが、軽い馬場でもそれなりの対応力があることを忘れてはならない。

04着○アドマイヤハダル
 何故だかディープ産駒という印象が強いカナロア産駒。母の父はディープだがアドマイヤビルゴ的なイメージ。ルメールへの乗り替わりが吉だったかどうかは微妙な所。距離伸びていいカナロア牡馬というのもあまり前例がないだけにダービーではどうか。

15着▲ダノンザキッド
 レース直前、鞍下の白い跡だけでなく画面越しにもポタポタ垂れるのが見える程の発汗は、イレ込み消耗が激しい時の最も危険なサイン。首の高い走法で東スポ杯の頃から、勝ちっぷりの割りにスケール感今一つという印象だったが、休み明けから-4kg→-8kgの馬体減でここまで負けるとなると春の巻き返しは相当厳しそう。無理してダービー使わず立て直しを図るのが賢明だと思うが…

 直前の同距離戦中山9Rは、府中で上がり33秒台経験ある3頭が1,2,4着、ディープインパクト産駒のワンツーで決め脚が活きるという所まで馬場回復しいてる感じを受けた。しかし、メインRは【エピファネイア産駒】→【ドゥラメンテ産駒】→【バゴ産駒】で決着。ディープ産駒は5着が最高という結果に。ここで更に注目すべきは、ハーツクライ系の大失速。ハーツ産駒は5歳前後に爆発的成長を見せることがあるが、一見派手な走りで評判となっても「クラシック路線だと本番で結果に繫がりにくい」というジンクスが如実に現れてしまった。サリオスは良く走った方だが、一旦スランプに陥ると急降下が激しいのもハーツ系と覚えておきたい。

 “乗り替わりだと勝てない”ことで有名なダービー。
シャフリヤールが逆転するには鞍上川田騎手続投が必須条件も、厩舎・馬主との関係性からダノンザキッドが回避しない限りは難しい情勢。「ここ3年で2度のダービー制覇」という大きな肩書きをまとった福永騎手へ戻るようですが、ルペルカーリアが京都新聞杯勝ったりしたらどうなってしまう!?
 愛馬の3頭出し、そして究極のワンツースリーfinishを夢見つつ、府中クライマックス決戦を楽しみに待とうと思います!!!

お気に入り一括登録
  • エフフォーリア
  • スタイル
  • ソダシ
  • シャフリヤール
  • タイトルホルダー
  • トライ
  • ドゥラメンテ
  • ステラヴェローチェ
  • バゴ産駒
  • アドマイヤハダル
  • アドマイヤビルゴ
  • ダノンザキッド
  • サイン
  • ディープインパクト産駒
  • エピファネイア
  • ハーツクライ
  • サリオス
  • ルペルカーリア
  • ツースリー
  • クライマックス

いいね! ファイト!