≪チャンピオンズC・回顧2020≫

201206(日)
中京11R チャンピオンズC
01着○チュウワウィザード
　比類なき安定感は現役屈指。普通の出来で馬券圏内確実。良い出来で道中スムーズなら勝ち負け。今後も条件を問わずダート界の中心。勝ったり負けたりライバル関係で今回不在だったオメガパフュームには、大井2000mだとどうしても敵わないが、他ならいくらでもタイトルを狙える。

02着△ゴールドドリーム
03着△インティ
　戦前は、どちらも終わりかけている可能性と見ていたがまだまだトップレベルの存在感を示した。ただ、2頭同時リピートを含め、昨年と4着までが同じ馬ということもあり、このコース特有のバイアス効果がもたらした結果と見ることもできる。この2・3着は次走も人気するようなら積極的に疑ってかかりたい。

04着◎クリソベリル
　2週前の調教から動きが悪かったという情報をレース後に知りました。当週の水曜追いでサンライズノヴァに遅れ、異例の前日追いを敢行しながら当日馬体重＋12kgは絞れず調整失敗という大方の見解に納得。

鞍上川田Jのコメント
・調教時「バランスを崩した走り」
　→これは他でもない“調子落ち”の典型
・レース後「この状態でよく4着まできた」
　→状態に問題なしと判断していた音無師とは対象的

　馬体が増える一方で、こちらもやや不安だったグランアレグリアが、あれだけの圧勝を決めただけに、紙一重といえば紙一重な競走馬の調子ですが、あれだけの実績で相当な人気を背負うこと必至という馬を出走させ結果を出せなかった事実

〜今後に繋げるための備忘録〜
・事前の情報収集は2週前からも重要
・音無調教師のコメント信頼度に注意
・調教評価で「A」を付けている媒体は、予想の概念が雑念として入ってしまっているので参考にしない(netkeibaの有料会員向けコンテンツでは、併走遅れを「併入」とまでしていたので質が悪い)
・チャンピオンズCは、複数同時リピ可能性も充分にあるレース


　どの媒体を利用し、信じるか信じないか等はすべて自己責任ですから熟慮して行きたい所です。