≪エリザベス女王杯・回顧≫

1着：クイーンズリング
ニューヨーク州クイーンズに実家があるトランプ馬券炸裂(笑)出遅れが怪我の功名でミルコの強運ぶりをアンカツさんがやけに強調していたが、実力馬がようやく能力全開の段階に入ったことは間違いない。中山でデビュー戦から連勝、クラシックでもっとやれたのに…と言われつつ中央３場でも重賞勝ちのオールマイティー型。牡馬相手でもルージュバックぐらいはやれそう。

2着：シングウィズジョイ
前週10連続連対や1日8勝という神懸かり的な騎乗を見せたルメール。人気馬を当然のように勝ち負けさせるのも凄いが、まさかここでこの馬を持ってくるとは恐れ入った。マンカフェ牝馬には一発がある、という印象を叩きつけたワン・ツー劇。次はどうかな…!?

3着：ミッキークイーン
盟友ともいえるショウナンパンドラがターフを去ってしまった。前にも書いたが、府中マイルを1分31秒台で走った馬は、次走勝てない(ロードカナロアですら)or故障という酷いデータがあり、今回ぶっつけとなってしまったこの馬も、見事に該当。2・3着付けが賢い買い方だった。タイプ的にはJC向きのイメージだが、次は有馬らしい。中山ではｳｰﾝ…

4着：パールコード
3歳世代は牡馬だけでなく牝馬もなかなかレベルが高いという所をみせる力走。メジャーエンブレムやジュエラーは故障でリズムが狂い、シンハライトは一気に引退まで追い込まれてしまった。無事是名馬で走り続ければいつか出番が来るかも知れない。

6着：マリアライト
1コーナーの不利が一部騒がれているものの、降着などが発生するほどのものではなかった。G1を2勝もしている馬に“勝ち切れないタイプ”とは言いづらいが、条件問わず全幅の信頼を置けるというタイプでもない。ただ、常に紙一重なだけに、これでまた宝塚記念ぐらいまで人気が落ちてくれば妙味も出てくるか。

8着：タッチングスピーチ
“世界のムーア”がやや奮わなかった先週。この馬は鞍上云々というより、母の父サドラーズウェルズがやはり重たい。全弟ムーヴザワールドが晩成の姉より仕上がり早そうで話題になっているが、血は争えないという戦績になりそうな予感がする。走るディープでも人気先行型で今後も買いづらい。


まさかのトランプ大統領誕生で世界中が騒然。これがサインにならないはずがない!?と思っていたら案の定(笑)“クイーン＝Q12”の2頭軸で流してルメールまで拾えれば、というレースでした。まぁ、サイン馬券の類いは大体後付けで、戦前から話題になり過ぎるとダメっていう傾向もありがちなんですが… デム・ルメでこんなに高配当がつく時もあるんですよね〜 予想も馬券もお休みしていたのが悔し〜 「買わないと来る〜」の典型週でした。