≪秋華賞・回顧≫

1着：☆ヴィブロス
前走もあの大きな不利が無ければ勝っていたのかも知れない。所有馬わずか18頭で3勝目のG1勝ちという強運オーナー；ハマの大魔神佐々木氏。ヴィルシーナのヴィクトリアマイル連覇にも驚いたが、馬主運からして、この馬も“持って”そう。

2着：△パールコード
同じヴィクトワールピサ産駒でも、ジュエラーより立ち回りが上手い。底力勝負のコースではどうかも、器用さが要求されるコースなら今後も狙える。

3着：カイザーバル
やっぱり力はある。8番人気なら妙味充分で買い時だったか。G3やオープン特別レベルに行ったら人気しそうだが、そこでコロッと負けても、もっと大きな舞台で再び激走、そんな風に振り回される予感(笑)

4着：ジュエラー
末脚は戻ってきてるようだが上がり最速ではなかった。アンカツさんの言うように距離か。この状態でマイルＣＳあたりに出てくれば面白い存在になるかも知れない。ただ、春先のような鬼脚を使えれば完全復活も見えてくるものの、同時に再度故障の不安も…

5着：レッドアヴァンセ
奇しくも同日デビューした妹と同じ着順。重賞級だけどG1級ではないというのがこの血統。G2・G3まで待ちましょう。

6着：○クロコスミア
京都2000mは内回りや開幕序盤といえど、意外と逃げ残るのが難しいコース。積極策ではあったが、上がり35.0では失敗の逃げと言わざるを得ない。番手でも競馬出来そうな馬なだけに…岩田の復活はもうないのかも…

10着：◎ビッシュ
テレビで岡部さんがひたすら「気持ちがしっかりしてる」とコメント。初遠征も落ち着いてるように見えたが、敗因が輸送なのか何なのか…紫苑Ｓ圧勝が逆に出来すぎだったのかも知れない。“捲り競馬は諸刃の剣”また、中山←→京都どちらかで重賞を勝ってる馬は他方ではめっきり…というのがディープ産駒の特徴。両場で勝ってるのはジェンティルドンナとショウナンパンドラのみ。歴史的名牝に肩を並べるレベルではなかったということか？それにしても負け過ぎ。今年最も疑問な消えた1番人気だった


関東馬６頭は惨敗のビッシュが最先着という総崩れ状態。ここまで西高東低が如実だと、ＰＯＧでも関東馬の指名は敬遠したいと思ってしまいます。

前哨戦勝ち馬の本番成績が奮わないこの秋のG1シリーズ。流石に今週は、“新型”ディープ牡馬の2強がまたジンクスを覆してくれるでしょうけどね…