≪府中牝馬Ｓ・回顧≫

1着：クイーンズリング
秋華賞でミッキークイーンに迫り、強い強いと言われながら今イチくずぶっていたが、なんだかんだで重賞３勝目。ルージュバックと共にマンカフェ牝馬旋風を巻き起こす予感。勝ち鞍が1400〜1800でも、マイルＣＳよりは今一度エリ女を狙って欲しい。

2着：マジックタイム
古馬になってからかなり安定した走りを見せているが、もうワンパンチ足りない気も。こちらはマイルＣＳなら押さえ必須。

3着：スマートレイアー
6歳以上圧倒的不利というデータに反して何とか3着に食い込んだのは底力か。G1でも差のない競馬をしているのだが、やっぱりG1級という器を感じない。

4着：アスカビレン
この馬も大きく負けたのは3歳時のエルフィンＳのみでとても堅実。ようやくオープンに上がってきたばかりなので健闘した方。いずれ重賞で勝ち負けするチャンスも。

5着：シュンドルボン
中山牝馬Ｓでルージュバックを封じた、という肩書きがいつまで付きまとうか。上がり最速を出したレースがいずれも勝ち切れていないように、脚の使い処が難しいタイプ。G1でも見せ場は作れるかも知れないが…


府中1800は毎日王冠同様リピーターの多いレース、ということでスマートレイアーが3年連続で馬券に絡みましたね。また、ここ10年すべて違う父馬の勝利で、マンカフェ産駒も初。なかなか良い馬が上位に来ていても、G1に繋がるかどうかは毎度微妙なところで…