≪ヴィクトリアマイル・回顧≫

1000m通過57.2のハイペースにも関わらず上がりも33秒台という激しい底力勝負、流石のGIホース通しで決着となりました。

1着△：ストレイトガール
　ヴィルシーナやウオッカなんかもそうだったが、府中マイルとなると格別の力を発揮するタイプ。引退撤回からここまで結果につなげたこと、マイル戦で1分31秒台を2度も記録したこと、どちらも史上初めてではないかという偉業。8歳にして大成したカンパニーは特殊な例としてよく引き合いに出されるが、7歳ならまだまだ衰える年齢ではない、という教訓を覚えておきたい。去年の超絶タイムをさらに縮めての圧勝なので文句のつけよう無し！安田記念も初参戦できるようなら面白い存在になりそう。

2着☆：ミッキークイーン
　浜中J渾身の追い上げも勝ち馬が強過ぎた。JCでは案外だったが、府中の根幹距離なら混合GIでも充分やれる。上の世代にショウナンパンドラ、下の世代にシンハライトと強いディープ牝馬の系譜が続いており、これからも常に主役級は揺るぎない。

3着○：ショウナンパンドラ
　秋華賞の勝ちタイムからしてミッキークイーンと遜色ない素質の持ち主ではあったが本当に力を付けたのは昨秋から。よって昨年のヴィクトリアマイル時とは別馬、JC馬として恥ずかしくない競馬はした。中距離に戻れば、引続き牡馬に混じっても主役級だが、秋天といいどこか噛み合わないケースが多い気がする。池添君はまたまたまたまた2着!?とおもいきやの3着(まぁ次週が確勝なだけに…)

4着◎：スマートレイアー
　脚質転換したことにより去年とは別馬。先行馬総崩れのハイペースで粘り込み良く走っているが、GIホースとの決定的な差を見せつけられた格好に。展開利が発生しやすいエリ女辺りなら一発あるかも知れない。

5着×：ルージュバック
　話題先行と言われ続けて久しいが、それなりには走っている。その発端ともなった衝撃のきさらぎ賞以来重賞を勝っていない訳で、マンカフェ産駒らしいもどかしさを抱えた実力馬。もっと人気が落ちてきた頃にドカンと来そうな予感。

15着▲：カフェブリリアント
　ユーイチ3着の法則発動せず(笑)強気の四角先頭もあのハイペースではやや暴走気味だったか。ロベルトの血は府中だとどうしても…

荒れるというよりやはりリピーターが強いレースという印象。それにしてもこのタイム。1分31秒台は安田記念でも3度しかなく、ヴィクトリアマイルでも3度目。その割に両方のレースで結果を残せたのはウオッカだけ、という関連性の低さが意外ですね。

今週も京王杯SCで単複勝負も4・5着という絶不調。
ヴィクトリアマイルは予想だけにして見送りました。
(京王杯の負け分は恒例のスロットで挽回済み(^^;)
戸崎Jはこれぐらいの人気の時に狙うべきなんですね。

さぁ次週はデビュー前から応援してきた
シンハライトがガチガチの1強ですが
2着もアノ馬で固そうなので
2頭軸流しでそろそろきっちり当てたい
と思っております( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ