≪フローラS・回顧≫

1着：チェッキーノ
　想定段階では1番人気だったのに
　“府中二千は外枠不利”
　なんていう当り前過ぎる定石だけで
　人気を落としていたが
　このメンバーでは物が違った勝ち方
　この世代はかなり不調な
　サンデーレーシング軍団
　メジャーエンブレムが樫を回避するなら
　替わりにこの馬が切り札に！
　と考えれば軸鉄板だったのかも
　完全に流れを取り戻したルメールも
　そのままお手馬変更なだけなので
　オークスでも当然の3番人気か
　早熟・早世の兄の分も…

2着：パールコード
　どうにも決め手に欠く印象も
　ナムラシングンとの接戦が高評価
　-14kgはやや気になったが
　大型馬なのでさほど影響なしか
　勝ち馬との決定的な3馬身は
　2強への挑戦権を得るに至らない
　
3着：アウェイク
　人気薄でも常に押さえておくべき
　大舞台でのディープ産駒の典型
　いずれどこかの牝馬Sでは走ってきそう
　
4着：フロンテアクイーン
　メジャーエンブレムの2着
　府中マイルで好タイム
　上がり33秒台で勝ち切った実績
　と人気になる要素が満載ながら
　取りこぼす可能性も高かった馬
　デンコウアンジュとかサムソン産駒は
　渋いところで一発かますタイプなのかも
　
5着：ビッシュ
　小柄な馬がさらに馬体減…
　最後方ポツンは
　典さんが色々な意味で恐れられてる戦法(笑)
　というかポジションを取れなかったのなら
　やはり調子落ちだったのかも
　緒戦のインパクトは道悪ならではか
　これもきっと走ってくるディープ産駒
　
近年はオークスでも上位争いに
加わるケースが出てきているトライアル組
強烈な末脚と実力を誇る2強に
挑戦権を得たのは勝ち馬だけでしょう