≪皐月賞・回顧≫

・勝てないどころか上位独占のディープ産駒
・未対戦が多い若駒で3強という名の盲点

ジンクスや固定観念を吹き飛ばす結果となりました。

1着☆：ディーマジェスティ
　今春中山で走りまくっているロベルトの血
　特注扱いしてる方も多かったと思いますが
　まさかこんな衝撃的に勝ち切るとは・・・
　共同通信杯は、きさらぎ賞と違って
　直行組が近年でも多く勝ち負けしてる実績
　走破タイム的にアンビシャス位はあるかも
　という想定を大きく超える破壊力に脱帽
　大外枠もどこかで先入観を生んでいたか
　3強という括りを勝手に作り上げてしまい
　1列目に取り込めなかったのが悔やまれる
　史上2頭目の中山二千1分57秒台すなわち
　確変突入した昨年のラブリーデイ級の底力
　ダービーでも当然のように主役扱い必至

2着◎：マカヒキ
　転乗りも現状ではベストの競馬だったはず
　中山中距離で上がり33秒台を連発する底力
　惜しむらくは出脚の鈍さから後手の位置取り
　小回りコースでは4角のロスも少なくない
　直線は坂を登ってからの加速が際立つので
　この鬼脚は府中でこそ輝きを増すか
　現時点でダービー唯一の逆転候補

3着▲：サトノダイヤモンド
　きさらぎ賞に11.4秒足したような感じ
　額面通りの実力発揮でよく走っている方
　圧勝はしていたけど強い相手ではなく
　数字的な裏付けも乏しく実際の走りも
　優等生ではあるがインパクトに欠ける
　決して弱い馬ではない
　サトノクラウンやサトノラーゼン以上の
　素質は持っているかも知れないが
　上位2頭に逆転出来る要素も見当たらない

4着△：エアスピネル
　見せ場タップリの5位入線
　とはいえ不利がなくても入着は厳しかった
　如何せんストライドが細かく
　大跳びの上位馬にスケールで見劣ってしまう
　むしろリオンディーズの位置で一か八か
　という競馬を見せて欲しかった気もする
　アンカツさんの言うように
　NHKマイルCへ回れば勝ち負け必至なのに…

5着○：リオンディーズ
　調教コメントではいかにも操縦性アップ
　みたいなことが書かれていたけれども
　結局、兄エピファネイア同様の気難しさが
　もろに出てしまった想定内の敗戦
　二千でデビューしたのに千六のGIを使い
　結果が出たのはいいけど前走でも本番でも
　持って行かれる不本意な先行競馬
　スケールだけではエアスピネルは凌げても
　本当に強いディープ産駒には通用しない
　育成の失敗を修正できるかが巻き返しの鍵
　ただキンカメ産駒は一度歯車狂うと…

　
ディープ産駒ｖｓキンカメ産駒という様相で　
明暗がクッキリ分かれたかたちになりました

【反省点】
・最も危ないと思っていたリオンディーズに
　重い印を打ってしまったのは自分の感覚を
　信じ切れていない証拠
・勝ち馬は“3強”からという固定観念と
　少々手を拡げ過ぎたせいで
　☆◎▲決着なのに1着が抜けてしまった
・3連単フォーメーションを3通りにして
　保険をかけたつもりでいたが
　マルチor3連複or馬連を押さえてこそ
　
今回は「2、3着づけ」に初挑戦で
かなりイイ線まで行ったけどハズレはハズレ
買い方にもう一工夫一ひねり必要

それでも競馬部。で学んでいることが
着実に身になりつつあるのを実感

今週はアンタレスＳが的中しただけでも
良しとしましょう(笑)次こそは！