「けいば日本昔ばなし」第８話

深夜に目が覚めました。
昨日、新潟2Rで単勝1.1倍のラクスバラディーが3着に敗退しました。
この馬から馬単で馬券買っていたので、ハズレましたが、
久々に面白い？光景を目にしました。

今まで何度か、取り上げたいレースがあったのですが、昨日の経験で、
やってみたい気持ちが沸き、久々に「けいば日本昔ばなし」を臨時再開します。

20年以上前の京都新聞杯（当時菊花賞のトライアルレース）です。

2冠馬のナリタブライアンが3冠を目指しての始動戦でした。
ダービーでは、大外を回しての5馬身差勝ちと既に名馬の域に達していて、
前評判では負けるはずがないと言われていました。

当然というか、単勝「1.0倍」複勝「1.0倍」と凄まじい支持を集めていました。

レースでも、3角から徐々に仕掛けて直線で先頭に立ち誰もが勝つと思われていた中、
最内の進路を取ったスターマンが強襲してきました。

そして、ナリタブライアンは最後伸び欠きスターマンが差し切りました。

私も偶然、このレースは見ていたので当時の衝撃を忘れかけながらも覚えていましたね。

単勝1.2倍前後で負けることはたまに目撃しますが、単勝1.0倍となると
さすがに記憶がないなあ…。

充実期のナリタブライアンに勝ったスターマンは決してフロックでもなく、
古馬G1に出走できなかったのは残念も、菊花賞直後の鳴尾記念で古馬相手でも楽勝だったので、
かなり強かったのは事実です。

ナリタブライアンは、古馬になってから脚部不安との戦いで満足な結果を出せませんでしたが、
3冠は、本当に強く歴史に残る馬だと今でも思っています。