騎乗できるうちは華

気晴らしに、今日感じた別のことを書いてみます。
主役は、三浦皇成騎手です。
メインレースで人気薄もベストマッチョという結構いい馬に乗っていて気にしていました。
勿論、関西圏のメインレースで、関東の中堅騎手が乗ったって勝つのは難しいだろうと前日は思っていました。

しかし、意外なことに関西圏にもかかわらず騎乗依頼が７つもあり、しかも新馬戦で１番人気になる有力馬もいました。
その新馬戦では、ゴルトマイスターを人気とはいえ見事に勝利に導きました。
強いから勝って当然だよ！と思われる方もいるでしょうし実際そうかもしれません。
しかし、関東の中堅騎手で関西のレースを勝つのは、至難の業といっても過言ではないでしょう。

関東騎手を応援する身として、素直に良かったなと思いました。その後も、騎乗はありましたが馬券には絡めず、メインレースで一発を見せてくれる期待もありましたが、残念ながら馬の力の方で及ばず敗退しました。

そこそこの人気で４着で、だから三浦は信用ならんなんて声もチラホラありましたが、
それだけの馬に乗せてもらって、そこそこの競馬をしたのは馬券を買った人には申し訳ないけど、
良い経験ができたなと個人的に感じます。

関西の中堅騎手が、関東で有力馬の騎乗チャンスは本日の北村友一騎手のようにあることはあっても、逆は滅多にないですからね。

普通なら、ローカル開催に飛ばされますから。
実際の活躍するかは別として、中央場で騎乗チャンスが７つあったのはかけがえのない事で、
タイトル通り騎乗できるうちは華となるのです。

本音は、もっと活躍しないと騎乗依頼無くなってしまう（勝率７．２％）と思ってますが、
チャンスをもらえている騎手だからこそ活躍して欲しいと思えたのです。

騎手も外人を除いて、西高東低なので中堅クラスに入ってきた騎手はもっと貪欲になって、
チャンスをもらって少しでもいい結果を出さないといけません。

三浦皇成は、まだ３０なってないからね。
特別に思い入れのある騎手ではないけど、この辺が風穴開けて関東ジョッキーの名を高めて、
もう少し、盛り上げてほしいなと感じました。