馬券を換金しなかった友人

※木曜の夜だと皐月賞にみんな集中すると思うので、今日に変更しました。


嗜好を変えたコラムをたまにはやってみようと思います。

今回の主人公は私の友人です。

私の競馬人生の中で、大きく影響を与えたことは間違いないです。


とある馬が新馬戦を人気薄ながら勝利してレース内容の良さに、いい馬だと私に教えてくれました。

その馬はその後、休み明けで５００万下を２着に着て、次の５００万下のレースで５馬身差の圧勝をしました。

そのとき１０００円その馬の単勝を買っていて的中だったのですが、換金しませんでした！

その理由は、この馬の素質があることを分かっていて圧勝する可能性があることを分かっていながら信じきることができずに、１０００円しか買わなかった自分に腹が立ったからなのです。


素質があることに自信があったから、次に勝つときに買えばいい…。

そのときに、絶対に取ると考えていたようです。必ずその馬は、自分に的中をもたらす馬だと信じていました。

それから２戦消化したあとの１０００万下で勝ち負けになると判断し、
単複に普段の数倍金額を張って見事にその馬が勝ちました（単勝９．７倍、複勝３．９倍）。


払戻しをせずに今でも持っている当たり馬券は、その馬券だけのようです（勿論期限切れ）。


ちなみにとある馬は、２００３年の中山金杯で２着に入選した「トーアメイウン」です。

勿論、金杯の馬連高配当を友人はトーアメイウンを本命にして当てています。


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馬券が当たっているのに、自分の予想が納得できずに換金しなかったことってありますか？

私は、勿論ないです。真摯に競馬をやっていた友人なのです。

現実、ウインズや競馬場でパドックとレースを見られる時間ずっと集中していました。

現在はインターネットで馬券は買えますし、何より情報を入手するのが楽になったのは間違いないです。

友人は、当時上がり３F等は全く気にしてなく時計面はほとんど無視していました。

ただし、パドックを見続けることと、今では当たり前となっているトラックバイアス（内が伸びるか外が伸びるか）を見ていましたし、馬群の固まり方などでペースの判断をしていたようです。

時に競馬の話をしていて、私の思いもつかなかった考察を語っていました。

完全な、アナログの世界で競馬を続けていました。競馬が大好きでないとそこまではできないと思います。

私はそこまで深く当時予想はしてなく、全く馬券予想は当たりませんでしたね（苦笑）。

競馬に対する意気込みの差を感じました。。。

それがきっかけで、私も自分なりのやり方で競馬の世界を追求することになりました。



『改めて聞きます。馬券が当たって換金を記念馬券等が理由以外でしなかったことってありますか？』



※ちなみに、このレース（金杯）で私は単勝を当てました。ほぼ単勝１点で年間買う決意ができたレースでもあります。
　まあ、馬連を取っている友人は凄いですけどね。ここ読んでいる人、穴狙い多いからなあ(^_^;)