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2018/09/13 20:55
私の競馬考察1
今回は、先週の中山のレースで感じたことを中心に騎手の要素を加味した考察をします。
某指数コラムの『今週から使える』ではなく(正確には来年の今週である)、
本当に今週から使える内容を書きます。使う人いなければ私が使います!
テーマは2つ
・本当に中山は外差し馬場なのか?
・デムルメ>関西JK>関東JK
まず、「本当に中山は外差し馬場なのか?」からいきます。
結論から書くと、内でも十分伸び内外の差はそれほどないです。
結果至上主義を取られる方は外差し馬場と決めるでしょう。
それも事実を根拠にしているのだから大きく否定はしません。
しかし、勝ち上がっている馬は人気のある馬が占めていて実力のある馬の可能性はかなり高いです。
人気薄で、バンバン外差しが決まるなら話は変わるのですが…。
もう一つ、ラスト1F最速ラップかそれに酷似しているレースが多い事。
一つの指針でラスト2F地点のラップとラスト1F地点ラップを比較するといいです。
例:紫苑S
12.1 - 10.8 - 12.2 - 12.3 - 12.7 - 11.9 - 11.8 - 11.5 - 11.5 - 11.2 1:58.0
これは、ラスト2F地点のラップが11.5でラスト1F地点ラップが11.2です。
東京・京都・阪神の直線の長い競馬場では、ラスト1Fは大抵ラスト2Fより遅いです。
理由は、直線で脚を余さず使うのでさすがにラスト1Fはラップが落ちます。
ラスト1Fが最速、またはラスト2Fより早い場合とはどういうケースなのか?
それは、スローペースで流れていて直線に入ってもバテてない馬が存在しているということです。
中山競馬場は坂はあるものの直線は短いから、スローに落ちることはあっても最後までバテない(悪く言えば脚を余すこと)ことは少ないです。
この現象は、間隔の空いた開幕週というという点が影響しているでしょう(馬場がとても良い)。
そして、関東JKはその状況を理解しきれずバテないスローペースの競馬を続けているのです。
ここで、スローなのになぜ前が残らないだろうという疑問が出ますね。
理由は単純で、スローだからこそ外を回る馬に競馬がしやすい状況(捲りやすい)を与えているのです。
ハイペースだったら、外を回すのは楽なようで簡単ではないですよ。
早いペースになおさら上回る脚を使わないと外を捲るとか負担がかかりすぎますからね。
紫苑Sではポジション確保の競争で最初から数えて2F目は最速ラップになっているけど、
これは普段のレースでも多いので気にするほどでないのです。
スローだからこそ、勝ったノームコアは外枠でもいいポジションをつけられて力をいかんなく発揮しました。
このレースに関しては、ラスト1Fは展開以上に実力ではとも解釈もできますが…。
ただ、ルメール騎手の騎乗も巧みで1番外を回しているわけでなく、
実際は2着のマウレアのほうが内枠を引きながらも展開上直線で外に出してます。
例:日曜3歳上500万下
12.1 - 11.5 - 12.0 - 12.6 - 12.3 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 11.4 1:46.9
日曜日になっても高速馬場であるのに、逃げ先行馬の主張が甘くラスト1F最速ラップになっている凡戦です。
勝った馬は6枠8番と真ん中ですが、関東のJKだけで競馬させるとペース判断などできずに甘くなるレースを証明しています!
これは、力を出し切った馬は少ないだろうなあと感じてしまいますね。
続きは、考察2で!
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セイラーさん
勝美さん、いいね!ありがとうございます。
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セイラーさん
ぷんさん
参考になりましたか。どうもありがとうございます。
逃げ先行馬は、基本的にもっと飛ばしても恐らくばてないのが多かったなあというのが先週の中山競馬でした。
そして、スローすぎると捲りや直線だけの決め手のある馬にやられやすいということですね。
先週は、かなり極端に出たので記事にしてみました。 -
勝美さんがいいね!と言っています。
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ぷんさん
これはすばらしく参考になる、興味深いとぴっくすでございます。
ラップに関心を持ちはじめた僕にはとっても旬です。
スローだと前が残るとかというより、隊列の長さで前が残るかどうかに影響すると思っているのですがわ
今の中山は、お団子でスローからのヨーイドンになっているのでしょうか。
それなら上がりがはやいうまが有利かなー?
セントライト記念は上がり上位ではない差し馬も入賞しているけど、今年は上がりの勝負になるのかもですね。
逃げるお馬さんとJKはどうするのか、楽しみですね。 -
ぷんさんがいいね!と言っています。