後藤騎手、お疲れ様でした。

後藤騎手が亡くなったという事実は金曜、仕事で移動中に駅売りの夕刊紙の見出しを見て気がつきました。

後藤騎手は騎手としては正直まぁそこまで評価していた訳ではなかったですが、彼のとにかく生真面目とも思える姿勢は素晴らしいと思っていました。
剽軽なインタビューも一線級の騎手として、彼ならではの「何とかして競馬を盛り上げたい」という心から出ていた様に思います。
ですから、騎手としてよりも、むしろ調教師になったら信頼できる調教師になっただろうし、私が出資した馬をいつかぜひ預けて欲しいなぁと思っていました。

先週、落馬したものの、その後もちゃんと騎乗して勝っていたので、大したことなくてやれやれと思っていました。
ただ・・・結果として落馬が多い自分の騎乗に何か感じるものがあったのかもしれません。
通算1400勝を超え、40歳にして一線級で活躍している事自体、客観的に騎手として素晴らしい事な訳ですが、彼の騎手としてより上を目指す生真面目な姿勢が逆にこういった不幸になったのかもしれません・・・。

本当に惜しい方を亡くしました。心よりご冥福をお祈ります。