競輪
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2021/09/23 13:03
ストゥーティにベストの乗り方とは��
さて、ここまでつらつらと書いてきましたが。
よく反論として聞くのが「相手もある事だからゲームの様にはいかない」というものです。
こういう抽象的な反論は本当に意味がありません。じゃあ「どこがダメだったのか？」具体的な指摘があった事が全くないんですよね。
ここまで書いてきた通り、ストゥーティで必要な乗り方とは「テンから手綱をしごいて出していく事」とそれで「相手の様子を見て、ハイペースになりそうなら控える」
・・・それだけです。
正直、これらが騎手が技術的にできないのであれば、騎手はやめるべきですし、大切な出資金を支払っている以上、そういう事もできない騎手には乗せないでいただきたいとしか言いようがありません。（でもおそらく技術的にそんな事もできない騎手はいないと思いますが。）
むしろ大事なのはそれができる様に日頃から鍛錬していく事でしょう。
出遅れをしない様にするとか、手綱をしごいて出していっても掛からない様にするとか騎手ではなく、厩舎側の対応ですね。
ただ、ストゥーティの内容を1戦1戦きっちりと見ていればそれらは厩舎サイドでほぼ教育ができている事が分かります。
特に桜花賞ですね。岩田康誠騎手が出していって、途中までは逃げていましたが、ミドルペースできっちりと折り合って進めていました。
レース後、岩田康誠騎手は「自分がやりたい競馬はできた」と言っていましたが、全く素晴らしい内容だったと思っています。
また、それ以外のレースをつぶさに見れば、逃げたレースは控えたレースに比べて折り合いがスムースなのは自明でしょう。
なお、私が特に怒っているのは福永騎手が乗った小倉1勝クラスとローズSです。
前者は��-2をしなかった上、��-1もできない位置取りをした時点で最悪の乗り方です。更に言えば、事後のコメントで、あの一戦が秋華賞の結果を占う意味で極めて重要な一戦だったという意識がなかった事も残念でした。
また、ローズSも同様なのですが、こちらは福永騎手よりも罪は重いですね。
福永騎手の場合は、相手がしごいて出してきたので、まだ仕方がない部分があります。
一方でローズSは相手がしごいて出して行っている訳でもなく、吉田隼人騎手の手も全く動いておらず、スローペースを避けようという意識がまるでない。あれではスローになるのも当たり前で、最後の仕掛けも相手が来るのを待ってから仕掛けるという全く馬の個性を把握していない事が如実に分かる乗り方でした。
それでも4着に頑張ってくれましたが、その理由としては、まず中京2000というベストコースだった事があります。あとは何といっても、あれで4着に来られるというのは、私の考えているよりもストゥーティは強いという事ですね。本当、正直、そこには驚かされました。
舞台適性とストゥーティの地力強化。これで4着に来ただけで、鞍上の乗り方は最低評価となります。
いずれにしてもこれからです。私が指摘した様な好走条件に合致するレースをしてくれればまず重賞でも勝ち負けできるでしょう。逆に言えばそれができなければ条件戦もなかなか勝ち上がれないでしょう。
私の意見に何の根拠もない適当な反論をされていた方には、今後のストゥーティの結果を見て、ちゃんとその原因を分析した上で根拠のある反論をしていただければと思います。
少なくとも私は事前に公開しました。今後、後出しで批判をする以上は、根拠のあるまともな反論をお願いしたいと思います。
- ストゥーティ
