競輪
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2021/09/23 12:33
ストゥーティにベストの乗り方とは��
ここまで、ストゥーティの好走条件について記載してきましたが、仮に適性な舞台や好走が期待できる馬場を使ったとしても、最後は乗り方次第では上り3ハロンの勝負になってしまう可能性は否定できませんし、何よりも好走条件が限定的になってしまいます。
それではあまり意味がありません。
そこで、最も重要なのが��上りが掛かる様な乗り方をする事。となります。
ただこの乗り方と言っても少なくとも2つはバリエーションがあると思います。
��-1：上り3ハロンの手前から仕掛ける事。
��-2：テンから出していく事。
この2パターンでしょう。��-1は桜花賞のメイケイエールの様に、向こう正面で動くなども含まれます。
ただ、言うまでもなく、��-1はあくまでも��-2ができなかった場合の保険という位置づけになると思います。
ですから。��-1さえもできない様な乗り方をする事が最悪の騎乗という事になります。
ただまぁ��-1をしてくれる騎手であれば、ストゥーティの個性を分かっているという事になりますから、普通は��-2をしてくれる気もします。
さて、��-2が極めて重要で、殆どこれさえ鞍上が守ってくれれば、ストゥーティの好走は保証されたも同然なのですが、実はこれも少し補足が必要となります。
「��-2」で「逃げる事」と書かなかったのは理由があって、逃げれば「上り3ハロンの競馬にしない」という好走条件を満たす訳では決してないという事なのです。
しばしばルメールなどが新馬戦で見せる、所謂「溜め逃げ」。これは最悪です。自分が逃げなければ最悪他の馬が良いペースを作ってくれたかもしれないのに、自ら逃げてスローに落としてはそれも期待できません。
自ら、可能性をつぶすという意味で最悪の乗り方になります。
大事なのは「上り3ハロンの競馬にしない」という事ですから、何よりも重要なのがスタートしたら鞍上がノシを付けて「俺は逃げるぞ！」という構えを見せていく事です。
それをする事で、相手がこなければそのままの勢いでスローに落とさずに逃げればよい。ストゥーティは逃げてしまえば折り合いがつく上、コースロスもないので、そういう意味ではこれがベストの乗り方でしょう。
ただ、そこで相手も「俺も譲らん！」と来たら、相手の意気込みを見て、ある程度は張り合って「これで上り3ハロンの勝負にはならないな」と思えたら、そこで引く事が重要です。
スローで先手を取られると外から被されて、��-1の乗り方もできない事が懸念されるのですが、そういう形で引くのであれば、そういうリスクも殆どないので、安心です。
- ストゥーティ
- メイケイエール
