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2019/12/21 11:05

レイデオロ 奇跡の予感 有馬記念(1)

いよいよ有馬記念。レイデオロの引退レースです。
私は宝塚記念以降の惨敗続きは気持ちの問題だと言ってきました。
気持ちの問題は本当にやっかいで、一旦これが生じるとなかなか戻ってきません。過去の出資馬で何度これを経験してきた事か・・・。なので、私は馬券を買う際も、惨敗した馬はどんな強い馬でも次走以降基本的には買いません。

ただ、戻る可能性がない訳ではなく、私が知る限りは以下のパターンがあります。
1.レース間隔を空ける。(最低でも半年以上、できれば9か月以上)
2.調教を強化する。
3.ブリンカーやチークピーシズを着用する。
4.障害レースへ転向する。

レイデオロの場合、去年は「1」のパターンで「戻って」きました。この時はドバイで惨敗した訳ですが、その後春を全休。復帰をオールカマーまで伸ばした事で、馬の精神的なショックが癒えて(忘れて)、見事な復活を遂げてくれました。
今回のドバイの惨敗後、心が癒える前に宝塚記念を使った事、しかもそれで惨敗した事で、馬の精神的ダメージを悪い方に上塗りしてしまいました。
オールカマーは厳しいだろうと思って見ていましたが、案の定という結果でした。

そこで、藤沢師は一旦「2」の解決策を取ろうとしました。それが公式での10/15の以下のコメントからも伺えます。
「今回は折り合いを欠くことを恐れず、しっかりとハミを取れるようなフォームにし、併せ馬の取り入れ方を考えながら調教をつけるようにしていました。」(一部抜粋)
この時期はレイエンダソウルスターリングの併せ馬などでムチが入る調教が見られました。藤沢厩舎の調教でムチが入るのは本当に珍しいので、よく覚えています。
少々横道に逸れますが、藤沢厩舎は出資馬でとにかく一番よくお世話になっており、師の東京偏重・中山嫌いなどには不満もあるのですが、一方で本当に柔軟な厩舎で、馬が走るために戦略を考え、仕上げ方において従来のパターンを破る事を厭わない柔軟性があります。一言で「進歩的」。この点が本当に素晴らしい厩舎だと思っています。

ただそこで痛恨だったのが、同じ日の更新の「先週末にぶつけたのか左前脚の蹄の内側を少し気にする素振りを見せました。」(一部抜粋)です。
これにより調教を休む事になってしまい、その後調教自体は再開した訳ですが、調教を強化する事はできず、その代わり馬ナリ調教で本数をこなす従来の形に変わってしまいました。
掲示板でも戻る可能性があるとすればブリンカー着用と言ってきましたが、それもなく、この時点でJCはほぼ諦めました。結果も予想通りと言えます。

ところが、今回の有馬記念、まさかのブリンカー着用!!!
さすが藤沢師。GI馬なだけにこの策は取らないかなとほぼ諦めていた訳ですが、今回は「復活の可能性はある」と感じています。

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  • カカヲさん

    去年の有馬で惜敗したのが、馬をおかしくした要因かと思います
    水分含んだ芝で惜敗して以降、全くダメになった馬って結構いるし
    天皇賞でのサトノクラウンや毎日王冠でのサトノアラジン等

    2019/12/22 17:16 ブロック

  • カカヲさん

    今年のドバイと去年のドバイの負けは同じではないと思います
    去年は直線差されて負けたわけじゃないけど、今年は直線で
    次々追い抜かれて負けた。おそらく宝塚休んでても結果は変わらないかなと思います

    2019/12/22 17:14 ブロック