JC予想、キタサンブラックとレイデオロの比較（スローペース）

前回、ほぼ平均的な流れになった場合で比較した訳ですが、もし、スローペースになった場合はどうなんだろう？と思って同じ様に比較してみようと思い立ちました。

■キタサンブラック：京都大賞典　全体指数110　斤量58Kg
　13.0 - 11.9 - 11.1 - 11.1 - 11.5

■レイデオロ：東京優駿　全体指数98　斤量57Kg
　12.6 - 12.7 - 11.5 - 10.9 - 11.4

う〜ん。。このケースだと完全にキタサンブラックに軍配ですね。ちなみに馬場差はほぼ同等です。

（有利不利（個人的判断を含む））
■コースはレイデオロが不利（レイデオロにとって時計的に不利な条件だったという意味です）
■斤量はレイデオロが不利
■成長はレイデオロが不利
■全体時計はキタサンブラックが不利

条件的には京都と東京の違いは大きいと思える上、上記レース時点からレイデオロの方が成長力は上でしょう。
ですから上記例での0.5差はコースの差と成長力の差に加え、斤量差を考えれば充分逆転できると思っています。
ただ、スローになった時は特になのですが、上がり4ハロンからの出し抜けに要注意という事でしょうね。これが最もキタサンブラックの特徴的と思える事で、4ハロン〜3ハロンの400Mの切れ味が「抜群」なんですよね。。
ここで置かれ過ぎるとラスト１ハロンでキタサンはバテるのですが、結局最後に後続が迫っては来るものの届かない。

そのためにはやっぱりスタートは重要でしょうね。
理想はキタサンより前でしかも内にいる事だと思うのですが、普通に大名マークできる状態にしておかないと、キタサンが動いたところで一緒に動けませんからね。。
全く同じペースで動かないまでも、常に射程圏内において置かないとダメでしょう。

ただ、レイデオロは馬込みにも強いですし、馬場がやや荒れてきたので、案外そこまでスタートが良くなくても、直線で空いた内をスルスルと伸びてこれそうなんですが・・・。やっぱりそれで届くかは分かりません。