狙いはまたも穴馬

先週の弥生賞を当てて以来、「来週はどのレースのどの馬を狙ってやろうかな?」とずっと考えていた。

例年なら小回り平坦の中京が絶好の稼ぎどころだったのだが、ローカル競馬場の中で唯一Ｇ?が開催されるのに相応しいような“王道コース”に改修されてしまった。

直線が長くなって坂もでき、基本的には強い馬(人気馬)が勝つようなコースへと生まれ変わった。

これでは食指が伸びない。

これは阪神コースにも言える。

今の開催で高配を狙うなら間違いなく中山コースであろう。

…と考えたら勝負レースは中山牝馬Ｓになった。

なんせこのレースはとにかく荒れる！

過去１０年で２ケタ人気の馬が複勝圏内に入ったのは７回もあり、他の３回のうちの２回でも８番人気の馬が絡んできているのだ。

特に高配の使者となっているのは６歳馬。

たとえば社台グループの牝馬は遅くとも６歳の春で引退して繁殖入りするため、中山牝馬Ｓが引退レースとなることが多い。

大概の牝馬にとって春の最大目標といえばヴィクトリアマイルになるであろうが、中山牝馬Ｓから始動するような馬はここから徐々に調子を上げて目標まで持っていく。

ところがここが引退レースの馬は文字通り“次がない”わけだから目一杯に仕上げてくる。

別定戦ならともかくとしてもハンデ戦で各馬の仕上がりに差が出ているとするなら…狙う馬はどのような馬かは言うまでもない。

現にここが引退レースで結果を出して去って行った馬は結構多い。

今回もそういう馬を狙いたいと思う。

２枠４番エオリアンハープ！

お姉さんのウイングレットも０５年に勝っている重賞だし、０７年の引退レースでも２着に入っている。

枠もいいところに入ったし人気もそこそこ。

先週のコスモオオゾラに続く２匹目のドジョウ狙いで一発の期待を寄せてみても悪くない馬ではないでしょうか？