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2014/10/30 00:37

Gate-Jプレゼンツ第150回天皇賞(秋)フェスティバル参加レポート

こんにちは。
競馬ブロガーの桜木悟史です。

昨日、都内で行なわれた「Gate-Jプレゼンツ第150回天皇賞(秋)フェスティバル」に参加してきましたので、そのレポートをお届けします。
今回のイベントはグリーンチャンネル内の番組のの公開収録として行なわれ、今週木曜30日の夜21:30より放送されるそうです。ぜひ興味がある方は見て頂ければと思います。

さて、今回は「平成の盾男」として天皇賞で勝負強い武豊騎手武豊騎手は、これまで春秋の天皇賞通算で47回騎乗しているそうですが、その成績は1着11回・2着7回の連対率.383という驚異的な数字を残しています。今週行なわれる天皇賞秋でも5勝をあげており、今回はそれらの勝利を振り返りながら、天皇賞の馬券のヒントを読み解いていくというものでした。


今回の記事ではその中から私が特に面白いと思ったエピソードを紹介したいと思います。


武豊騎手が天皇賞秋を制したのはスーパークリークエアグルーヴスペシャルウィークメイショウサムソンウオッカの5頭。このうち、前3頭は私が競馬ファンになる前の話なので体験としては知らないのですが、それでもスペシャルウィークのエピソードは面白かったですね。

当時、スペシャルウィークは調子を落としており、前哨戦の京都大賞典でも7着。調教でも良いタイムが出なくなったそうで、武豊騎手も自信がなかったそうです。そして、その週、移動の新幹線で一緒だった同じく天皇賞秋にエアジハードで出走予定の蛯名騎手に対して「エビちゃん、勝っちゃうんじゃないの?(笑)」なんて話をしていたそうです。しかし、結果はそのエアジハード(3着)を交わしてスペシャルウィークが差し切り勝ち。ゴール後、蛯名騎手に話が違うと怒られたとか(笑)

武豊騎手はこの時ばかりは、天皇賞を勝ったという思いよりも、「強いスペシャルウィークが戻ってきた!」という喜びが大きかったということで、数ある天皇賞の勝利の中でも思い出に残っている様子でした。


さて、話は21世紀に入り、平成の名勝負のひとつに挙げられるであろう「第138回天皇賞」の話に移ります。この時の勝ち馬はウオッカ。そう、ダイワスカーレットとの2cm差の激闘を演じたあのレースです。

あの激闘の裏側には、意外な話や絶妙な掛け合いがあったようです。結果は2cm差でしたが、実は直線に入ったところで武豊騎手は楽に勝てると感じていたそうです。ペースも速かったため先行馬はバテると踏んでいたそうですが、実際にはダイワスカーレットが天才武豊の想像を上回る粘りを見せる! それでもゴール板を駆け抜けた時には武豊騎手は「差し切った」と自信はあったそうです。内外の差があったのに、たった2cmの差が感覚的にわかるというのも凄いですね。ただ接戦は接戦だったので、ゴール入線後にダイワスカーレットの安藤勝己騎手のもとへ近寄り、馬上から「どっちが勝ちましたかね?」と聞くと、安藤騎手は「武ちゃんが勝ったんじゃねぇの」と笑顔で答えました。しかし、ここからが面白いところで武騎手が計量室前へ行くと、1着馬のところにはすでにダイワスカーレットが入っている。この時はさすがに武騎手も心の中でツッコんだそうです(笑)

そして、10分以上も続いたあの写真判定へと入り、ウオッカの勝利が確定します。その時、ちょうど武豊騎手と安藤騎手は並んでVTRを見ていたそうで、一番最初に「おめでとう」と言ってくれたのも安藤騎手だったそうです。あの名勝負の裏にはこんなやり取りがあったとは面白いですね!

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