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2014/04/07 03:10
現4歳世代の能力判断 / キズナのダービーはレベルは高かったのか?
こんにちは。
競馬ブロガーの桜木悟史です。
今日の産経大阪杯はかなり楽しみなメンバーでしょう!
欲を言えば、古馬の一線級が出てきたらもっと盛り上がったのでしょうが、それでもかなり熱い戦いになると思い、プライベートな予定をキャンセルして自宅観戦をするつもり。
さて、今回の焦点は「キズナ世代は強いのか?」という点。
今回の相手に勝っても強いと判断はしにくいわけだが、しかしそれを判断する材料はある。私は「ダービーと朝日杯の相関関係」に毎年、注目している。
朝日杯というとクラシックには無縁に思われがちだが、実は世代のレベルを図るには非常に有効なレースになっている。特に注目して欲しいのは「朝日杯のダービーでの成績」。朝日杯馬がダービーに出てくることは、人気がないこともあり、あまり注目されないが、意外と多くの馬が出走していることがわかる。
そして、その朝日杯の成績がその年のダービー馬のいい指標となる。
論より証拠ということで、過去のダービーの中で「朝日杯馬がダービーで掲示板に載った年のダービー上位陣」をまとめると以下のような面々になる。
2004年朝日杯馬:マイネルレコルト(ダービー5着)
⇒ディープインパクト、インティライミ、シックスセンス、アドマイヤフジ
2006年朝日杯馬:ドリームジャーニー(ダービー5着)
⇒ウオッカ、アサクサキングス、アドマイヤオーラ
2009年朝日杯馬:ローズキングダム(ダービー2着)
⇒エイシンフラッシュ、ヴィクトワールピサ、ルーラーシップ
このように見ると、ダービー後、高確率で古馬重賞を勝っていることがわかる。中にはG1を勝っている馬がいることも見てとれる。そして、現4歳世代に注目した時、朝日杯馬を勝利したロゴタイプがダービーで5着に来たことから、レベルは高いと判断することができる。これは今日の産経大阪杯に出走するキズナやエピファネイアにとっては非常に良いデータだと言えるだろう。
人気になっているので、今回はこの2頭が勝っても妙味はないが、仮に負けて人気を落としたとしても継続して狙っていくべき2頭だと言えるだろう。
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