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2014/04/02 02:11

桜木悟史のクラシック予想【牡馬編】

皐月賞
トーセンスターダム
ワンアンドオンリー
トゥザワールド
アドマイヤデウス

日本ダービー
トーセンスターダム
ワンアンドオンリー
シャドウダンサー
ベルキャニオン


次に牡馬クラシックの話をしてみたい。こちらはかなり混戦な印象だ。

そうは言いつつも、皐月賞・ダービーの上位2頭は同じ馬にした。ただ、これはかなり博打な予想だと自負している。その理由は「中山におけるディープインパクト産駒の不振」が著しいからだ。

今回の中山でのトライアルを見ていても、ディープインパクト産駒の惨敗が目立つ。唯一、健闘したのが弥生賞3着のアデイインザライフぐらい。これでは、本番でもこの産駒の評価は下げざるを得ない。

それでも、ディープインパクト産駒であるトーセンスターダムに◎を打ったのには理由がある。これは逆説的に言うならば、「トーセンスターダムが皐月賞を勝てないなら、今後ディープ産駒から牡馬三冠馬は出てこない」と言えると考えているからだ。
おそらく多くの人がトーセンスターダムの能力を認めていることだろう。それでも中山で勝てないとすれば、この血統の不向きさ加減はハンパなものではないことになる。それはつまり、「今後、ディープインパクト産駒は皐月賞を勝てない」と認めるようなものであって、三冠馬の子どもが三冠を獲るというロマンを否定することになる。それでは面白くないだろう。だから、POGの管理人としてはあえてこの如実に出ている不吉なデータと真っ向から対決する予想を打ち出してみたい。

あと皐月賞の穴的なところで言うと、先日、若葉Sを勝った☆アドマイヤデウスは面白い1頭。
この馬に関しては、ここ2戦の競馬を見ていて、能力を感じている。血統はアドマイヤドン産駒ということで渋いが、今の中山のパワーを要する馬場では軽視できない。展開の助けは必要になるが、鞍上岩田騎手でアンライバルドのような乗り方をしてきた場合、怖い1頭だとみている。



ダービーについては「広くて直線が長いコースで良績を残す産駒を再評価」するレースとなる。代表例はもちろんディープインパクト産駒だ。わかりやすいのは、弥生賞こそ敗れたが東京だと連対パーフェクトの☆ベルキャニオン

ディープインパクト産駒以外だと、ホワイトマズル産駒も怖いところだ。特に今年はバンドワゴンなど、いい馬が揃っている。バンドワゴンは仮に皐月賞で惨敗したとしても、ダービーでは軽視したくない1頭。ただ、個人的にはバンドワゴンよりも評価しているのが、▲シャドウダンサーだ。
母のダンスインザムードは、オークスは敗れているが、生涯成績をトータルで見れば東京巧者だとわかる。おそらく母には気性的な問題もあったのだろうが、仔である▲はこれまでのレースを見ていると、狭いところを抜けてくる根性もあるし、最後にキレる脚もある。血統的に東京はバリバリ合いそうな予感がしており、ダービーの穴候補として挙げておきたい。

なお重賞を勝ってきているイスラボニータ(共同通信杯)とロサギガンティア(スプリングS)は、フジキセキ産駒ということで、クラシックでは共に無印とした。能力の高さは認めるが、フジキセキ産駒は1800m以下と2000m以上では大きな壁がある。皐月賞、ダービーともに、内ラチ沿いで相当うまい競馬をしない限り、上位はないとみている。

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