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2013/10/04 00:06
ゴットフリート 信越S 短評
ゴットフリートの信越Sへの出走が確定した。
今回のレースへの評価を書き記したい。
まず状態面ですが、水曜の渋った馬場の中でもしっかり追い切られて、悪くはなさそうだ。
少し気になる点は、前走が休み明けで出走レースが流動的だったために追い切り本数が不足気味だったのに対して、今回はしっかり出走を決めて追い切りを消化してきた割には、あまりコメントなどからは上積みを強調していない点は気になる。
ただ、それ以上にも増して、陣営がここにかける意気込みは大きい。重賞2レースの裏開催にもかかわらず、田辺Jを確保。最終追い切りにも、田辺Jを呼び、ここは好走ではなく勝利を狙っている雰囲気が漂う。
次に、コース適性の話だが、ゴットフリート自身が新潟で勝利している。焦点は1400mへの対応力だろう。ローエングリン産駒の成績は1600〜1800mに集中しており、その距離であれば連対率は20%超となるが、1400mはサンプルが少ないこともあるが、成績を残せていない。ただ、ゴットフリートの場合は、前走でルナとテイエムオオタカがつくりあげた速い流れに対応できたことから、問題はないとみている。
あとは相手関係だろう。
相手関係については、以下にあげた馬が警戒が必要な馬とみている。
インプレスウィナー
重賞にも出れるはずだが、左回りの1400mにこだわっているあたりは不気味な1頭。ただし、かなりムラ馬の印象で、今回は乗り慣れた田中勝Jではないということで、あまり心配しなくてよい相手だと評価している
エーシンハーバー
この馬も1400mが得意な1頭。昨夏には今をときめくトウケイヘイローと好勝負をしていたこともあり、内枠に入ってきたら、要注意な1頭。
カネトシディオス
新潟に変わっていいタイプ。ただし1400mは少し短い印象で、タメがきくようなペースになれば警戒が必要。ただ内回りなので厳しいか?
クィーンズバーン
スペシャルウィーク産駒は新潟と比較的相性がよく、この馬も新潟は合いそう。イメージ的にはファイヤーフロート。楽に活かせると危険。
ザッハトルテ
1400mで注意が必要。ただし、この歳のクロフネ産駒は突き抜けることが少なく、連下までの評価。
シャイニープリンス
血統的にも、戦績的にも1400mはベスト。今年は3歳勢が苦戦はしているが、ゴットフリートが来るなら、この馬が来てもおかしくなはい。
モグモグパクパク
タイプ的にはいつ走るのかわかりにくいタイプ。ただし内回りだとタメがきかないので、この馬は苦戦しそうだ。
<結論> ※枠番発表前
◎ゴットフリート
○エーシンハーバー
▲クィーンズバーン
☆シャイニープリンス
△ザッハトルテ
展開としては、開幕週ということでハナはクィーンズバーン、2〜3番手にエーシンハーバー。このあたりの2頭を常に捕まえられる場所で競馬をできれば勝率は高くなるだろう。
ゴットフリートの武器は並びかけられてからの勝負根性。前走も直線でひるむものの、きっちり伸び返して僅差で3着に食い込んだ。
そのため、直線で馬が横に並んでヨーイドンの展開になると厳しいが、クィーンバーンが引っ張る展開になるので、その可能性は低いだろう。また思ったよりも早くクィーンバーンが失速してしまいゴットフリートが目標を失ってしまうのも負けるパターン。
今回はあまり前に行きすぎると、そのリスクが高くなるので、枠はある程度、中から外にかけたあたりに入れれば理想的だ。