ゴットフリートについて（出資者としてのシビアな予想）

どうも桜木です。

今週末、愛馬ゴットフリートくんがNHKマイルCに出走します。

今日は、私の見解を書きます。

まず、ゴットフリートの状態についてですが、
私の見立てだと、正直、あまりよろしくありません。

朝日杯の時が絶好調だったのに対して、
今の状態は正直、前走から維持で精一杯という感じです。
それに加えて、歯が生え変わっている最中という情報もあり、
調教では、それが影響してか口向きの悪いところが出ています。
（斎藤調教師は問題ないと言ってますが、影響はあると思います）

フォトパドックでも馬体を確認しましたが、
腹のあたりがかなり巻き上がっており、これはマイナスです。
元々、古馬になってから、体が完成するようなイメージでしたが、
今回は放牧も挟まなかったということもあり、
精神面でも前走以上に厳しい（もっと出遅れる可能性も）でしょう。


次に、コース適性についてですが、
私の見立てでは、東京のマイルコースは合わないでしょう。
スタートよく先行できればいいですが、今回に関しては、
陣営は後ろからの競馬を想定しているようで、
この馬にとっては脚の使いどころが難しいでしょう。

ゴットフリートの長所は、鞍上の指示に瞬時に反応できる
反応の良さであり、新馬戦で見せような競馬が理想的です。
ですから、他の馬がこちゃつくようなコースのほうが向いており、
しかし現時点では出負け癖があるので、その実力を発揮できていません。


しかし、今回、勝つチャンスが
まったくないかといえば、そうでもありません。

まずペースとしては、ハイペースになったら、
おそらくゴットフリートの出番はないでしょう。
なし崩し的に脚を使わされることになるでしょうし、
仮に差しに徹して、先行勢総崩れの展開になったとしても
底力で勝るレッドアリオンとの差し比べで敗れることになります。

ゴットフリートが勝つ為には、平均ペースもしくは、
スローペースになって、中団から脚を伸ばすような展開が必要です。
その時は、２戦目の新潟で発揮した32秒台の脚が使えますので、
前を差しきることが可能になりますし、レッドアリオンよりも
前の位置でスパートすることを条件に、先頭で駆け抜けることが可能となります。

あまり触れている人はいませんが、この馬は新馬戦からNZTまでの５戦、
残り３Fで、後ろから来た馬には１頭も抜かれていない点が優秀です。
おそらく、上記のようなハイペースで底力勝負にならない限りは、
今回も後ろから抜かれる可能性は低いでしょうから、あくまでも
基本は前を捉えられる位置にいるかがポイントになります。

そして、今回のメンバーを見渡すと、コパノリチャードが
ハナを切る展開が予想されますが、鞍上が福永Jということを考えると、
極端なハイペースにはなりにくいのではないかと予想します。
そういう予想からすると、ある程度は勝つ可能性は残されているでしょう。


しかし、最終的には馬の体調次第でしょう。
私はこの馬を応援していますが、軸には推奨するべきではないでしょう。