共同通信杯 回顧

共同通信杯を観戦してきました。

明らかにパドック入ってきてから、
ゴットフリートくんの様子が違いました。

よく言えば、かなり気合が入っている、
悪く言えば、入れ込む手前の状態。

ゴットくんは本来であれば、パドックではぼけーっとしていて、
カメラを向けられると顔を向けてくれるぐらいなのに、
いざ返し馬をしたあとにスイッチが入るという感じですが、
今日に関しては、すでに鞍安所からカリカリしていたそうですね。

ちなみに朝日杯の時も似たような感じでしたが、
あの時は、朝日杯の時は大観衆に驚いたのかパニックになってたので
今日の入れ込みとは、少し意味合いが異なるように思います。

この辺の問題点が、休み明けの影響なのか、
血統的な背景からくる気性の荒さが表面化しつつあるのかは、
正直、今回のレースでは判断はつかないと思います。

レース内容としては、前日のウキヨノカゼのように外を回してでも、
ある程度、先行させるという鞍上の作戦は悪くありませんでしたが、
それ以上に勝ち馬の鞍上が１枚上手でした。


今後については、マイル路線に照準を合わせて、
ＮＺＴからＮＨＫマイルＣを目指すとのことですが
これは、馬への負担を考えると仕方がないかなと思います。

仮に春の目標をダービーに置いた場合、この賞金のまま、
出走というのは、スプリングＳで賞金を加算するか、
もしくは皐月賞で４着以内に入らないといけないことになります。

そうすると、年明け４戦目でダービーを迎えますが、
消耗した状態でダービーを使うと故障につながりやすい。
去年もディープブリランテ、トーセンホマレボシ、ワールドエースが故障。
逆に共同通信杯から直行できたゴールドシップは故障しなかったあたり、
春のレース数は抑えるべきという意見があります。

そのことを考えると、今の賞金のままで出走が可能と思われる
ＮＨＫマイルＣを春の大目標に据えたのは、生涯戦略としては正解でしょう。