高松宮記念回顧

２ハロン目が一番速く、それからずっと減速していくというラップ。
これは、去年夏の極悪馬場だった函館を彷彿とさせる形ですね。
つまりは、馬場はかなり特殊な状態でした。

勝ったコパノリチャードは強かったですが、時計もそこまで速くなく、この3馬身差をそのまま評価して良いかは疑問。
ハクサンムーンの出遅れと（行き脚が悪かったのも良かった）、レディオブオペラが離れた外目を周ってくれたことなど恵まれた点もありました。（馬体があわさると引っかかるので）

うーん何とも難しい。阪急杯は間違いなく強かったので、本物かとも思うのですが、先に言ったよう馬場状態が引っかかる。
もう少しまともな馬場でこの結果ならば、諸手を挙げて評価出来るのですが・・・。
如何せん今後も同型との兼ね合いが鍵になります。
今回パッと見控えた競馬が出来たから、今後も逃げなくて大丈夫という訳ではないと思います。
揉まれる競馬になったら脆さを出す危険性はまだまだ存在します。

他は特に評価する馬はなし。
エーシントップがこの4着で次走人気するようなら、非常に危険な人気馬だと思います。

今年の新潟開催のスプリンターズSだと、ハクサンムーンが人気薄で逃げ切る形のほうがしっくり来るかな。前哨戦も負けてくれるとなお良い。