思い出の馬たちをぽつぽつ書き刻んでいこう

思い出の馬たちをぽつぽつ書き刻んでいこうと思います。

今日はエリモシック

彼女を初めて知ったのは、オークス。桜花賞は未出走、重賞勝ちもなかったものの二番人気。
レースはノースサンデーの世紀の大斜行の中、ファイトガリバーの意地の追い込みをエアグルーヴが抑えきって、親子二代制覇。エリモシックは、六着でした。。

その後、秋華賞や札幌記念で二着になるものの重賞には手が届かない中、迎えた４歳でのエリザベス女王杯、牡馬との戦いを選んだエアグルーヴが不在の中ダンスパートナー、メジロランバダに次ぐ三番人気に指示されます。そして、的場騎手に導かれ、最後の直線ですばらしい末脚を見せ、ダンスパートナーを差しきり、ついにG1を勝ちます。

馬場アナウンサーの｢エリモシックはどこへゆく！｣｢京都の坂越えは的場均！｣という実況、今でも覚えています。

直線で進路を探すのに手間取ったダンスにとってはちょっとかわいそうなレースだったかもですが、そのダンスを終始マークした的場騎手とエリモシックのレース振りは本当に見事でした。