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2014/05/10 07:23
天皇賞春の意義
ジャガーメイルが引退して乗馬になると言う。これが幸か不幸かの判断は個人によるだろうが,少なくとも馬産地では天皇賞春だけのG1馬が種牡馬として不要なのは確かだろう。
元々,競馬は貴族の「お遊び」として生まれ,それが「より良い馬→速い馬」を証明する場・選定する場として体系化されたものである。その頂点としてG1と称されるレースがあるべきだろう。
しかしジャガーメイルの様な戦績の馬が種牡馬として要求されなければ,天皇賞春は既に選定する場としての意義が無いと言わざるを得ない。だとするとその価値をどこに見出すべか?
売上だけの為の称号か?いやファンの購買意欲は出走馬により左右される事が明らかである。だからこそ今回の盛り上がりとなった。日本競馬界悲願(?)の凱旋門賞制覇の為に,その特性把握のためか?いや2400mを2分30秒程度走る特性と,3200mを3分10秒台で走る特性とは,要求される身体機能が異なるであろう。
迷走する天皇賞春が日本競馬の象徴とならん事を祈る。
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広瀬北斗さん
その意見,賛同したいです。またはもし3000m級のG1に意義があるのならば,菊花賞の古馬開放で春秋で揃えるべきと考えます。
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めがねパパさん
確かに意義が薄れてきたし、中央にはステイヤーの居場所がなくなってきました。
馬場の高速化も止まりません。
天皇賞(春)は距離短縮して春のジャパンカップ右回り2400mバージョンにしてみてはどうかなと思うね。 -
広瀬北斗さん
そうなんですよね。おっしゃる通りダービーなんですよね。昨日たまたまグリーンチャンネルで武豊騎手の対談番組がありましたが,それでもやはりダービーだと言われてました。
ただ個人的には長く見ている馬の方が思い入れが深くなるため古馬のレースを好むのですが,当然の事ながら私の好み何て馬産界の動向とは無縁です。まぁ,その中で自分が楽しめる所を見つけて行きたいと思います。 -
とうけいにせいさん
おはようございます(^_^)
春天を勝ったG1馬が種牡馬としては苦戦している理由には他にも「仕上がりが遅い」とか「総じて晩成型の産駒が多く出がちなので、クラシックを狙える馬がなかなか出てこない」というのも挙げられるのではないでしょうか?
生産者サイドとしては、まずはダービーを狙える馬を生産することを目標に掲げますから、交配相手としては食指が動き辛いのではないかと思うんですよ。
最近は社台グループ主導で凱旋門賞を狙える馬を作ろうとする方向に向かってはいますが、いつの時代も最大目標はダービーですよ(*_*) -
広瀬北斗さん
耳かきのコツさん
とうけいにせいさん
いいね!,有難うございます。菊花賞も同様な状況になりつつあります。
ただ個人的には長距離のG1レースも好きです。長い緊張感,多数あるターニングポイント,最後に垣間見える血の力等。一時期,上りだけのレースが多くなりましたが,むしろ脱却しつつあったようにも感じていたので,余計残念です。 -
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