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2014/05/01 17:12

岩田騎手は断罪されるべきか

最初に興味深いHPを記載する。
http://www.winstrong.com/jocseisai13.html
以外にも岩田騎手の再教育は13年までの10年間で4回と少ない(?)。蛯名・横山典騎手がそれぞれ3,4回とほぼ同じであり,浜中・田中勝騎手の6回よりも下回る。それにもかかわらず岩田騎手の騎乗に非難が集まるのはなぜなのか。それはやはりNHKマイルカップとJCでの騎乗ぶりによるもの,つまり「大きなレース」で「重大事故」または「論議を呼ぶ騎乗」を行った影響が今も残っているからであろう。いくつか一般ファンが記されているHPに「同一騎手を被害者とさせた事は,制裁に加味すべきでは無い」という真っ当な意見が記載されている。しかし人の記憶や心情は数理的に処理されないがために,勢いタイトルのような意見も噴出してしまうのであろう。
では今回の実質4日間の騎乗停止の重さが適当であるのか?残念ながらこれを検証するのに参考すべきでデータが見つからない(となたかまとめ下さい)ので論述する事はできないが,この制度そのものを立案・運営しているのが国際整合と言う名の下に,降着・失格制度を改悪したことを何ら恥じていないJRAであるから,あとは推して知るべきであろう。
最後に岩田騎手があの進路を取ったことに関する正否だが,他の騎手の再教育が細かい点数での積み上げなのは,良くも悪くも岩田騎手のような騎乗をしていない,つまりあのスペースに進路変更して突っ込む事が少ないからであろう。だからこそそれを行う外国人騎手の騎乗もラフプレイとして捉えられがちとなり,逆に来日する外国人騎手から「日本の騎手はフェアである」と言うお褒め(?)のお言葉まで頂戴するのであろう。つまりは岩田騎手の騎乗は国際標準に則ったものであり(いみじくもJCの時に吉田照哉氏は同様な事を述べた),それはJRAの意向にも沿うものである。よって覚悟をしなければならないのは,競馬学校でのフェアな騎乗を叩き込まれた騎手達と,それを見慣れてしまった我々ファンなのかもしれない。

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