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2014/05/01 08:54
ゴールドシップが勝った菊花賞とは何だったのだろうか?
すっかり「高速馬場に弱い馬」,というレッテルを貼られてしまったが,だったら3分2秒9という時計で勝った菊花賞はどの様に解釈すべきか?
当日の10Rは1600万円下1200m1分8秒7。これは08-12年の間では最も遅い勝ち時計である。そうすると馬場状態が時計のかかり易い馬場であったのだろうか?更に1Rさかのぼり9Rは1000万円下2000m1分59秒7。これは5年の中では2番目の勝ち時計であり,平均値よりも約0秒5早い。このことから10Rの勝ちタイムが遅いのは,勝ち馬が34.8-33.9というペースで逃げ切れた事に由来するのではないか。因みに5R新馬戦の勝ち馬はエピファネイアで1800m1分48秒9上がり3F33.5である。これらからは「時計のかかる馬場」という回答は得られまい。
一方で東京・京都で惨敗しているのも事実である。しかも昨秋は「気持ちの面」が大きく取り沙汰されているし,得意のはずの中山競馬場の有馬記念でいくらオルフェーブル相手とはいえ離された3着であるから目は瞑れても,今回と同条件である昨年の天皇賞と東京優駿の結果を無視することは出来ない。
まずは東京優駿であるが,この時,上がりの最速を繰り出したのはゴールドシップに他ならない。残念ながらゴールドシップは天下無敵では無く,位置取りによってはディープブリランテ等には遅れを取る位の力量と考えるべきかと思う。
問題は昨年の天皇賞である。これは上がりタイムが凡庸などころか,ワンテンポ後から来た馬にさえ差されてしまった。BMSメジロマックイーンが霞むような競馬である。この競馬には「高速馬場」を論じる前にもっと大きな敗因があるように感じる。
総じて東京・京都での敗戦が多いためにタイトルの様に捉えられがちだが,一概にその様に言えないのではないだろうか?
と長々書いたが,当のゴールドシップが「東京・京都は走り心地が悪い」と感じての凡走ならば,全て無意味な論考だ(笑)。
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広瀬北斗さん
めがねパパさん
それが一番後悔しないかと思います。
来週は逆に私がショウナンカンプ産駒と共にします。 -
めがねパパさん
僕は金船に乗るよ!
いざ!出航〜 -
広瀬北斗さん
erikaさん
長文のクセにオチが当たり前すぎてつまらなく申し訳ありませんが,世間が言うほどゴールドシップのファンは不安に思う必要ないかと思います。
あとは彼の気分次第(笑)ですね。 -
erikaさん
解説わかりやすかったです(*゚▽゚*)
シップくんしだいですかね(^_^;) -
erikaさんがいいね!と言っています。
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広瀬北斗さん
日刊とうけいにせいさん
長文読解,有難うございました。本日の仕事,お疲れ様です。 -
日刊とうけいにせいさんがいいね!と言っています。