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2013/06/02 14:47

ハンデバイアスと安田記念の58キロ

ダービーの翌週だからより思えてしまうのかもしれないけど、競走馬が生まれてからレースに出はじめるあたり、まずはダービーへって想いがあるでしょう?日本人

最終的には、菊花賞出ていた馬が翌年のマイルCS勝ったりする。血統的にも、早い段階で長距離なんて早々にドロップアウトしてもよいような馬がね。
欧州みたく、一年通して格の高いマイル戦がもっとあればいいんだろうけど安田記念と、マイルCS。それで飽き足らない馬は比較的日本馬場に親和性のあるドバイや香港に行くと。

お決まりの構図。まだまだマイル、スプリントは裏路線。それを象徴するかのように日本の馬産も、上位種牡馬や繁殖牝馬は中長距離を意識しすぎた構成。そんな話をするとまぁ、収まりがつかなくなっちゃうのだけども。

ようは、三歳をクラシックのために棒に振る馬がいるわけです。早くからマイルやスプリントにシフトしていれば斤量的に有利なシチュエーションがありながら。

中長距離路線は三歳限定の重賞が沢山組まれてる。だから本番でイマイチでも、そのあとすぐにオープンクラスからリベンジが出来るのよね。
ところが、無理してクラシック出てた馬がマイル以下にシフトすると条件から再出発になるケースが多い。馴染まない条件で戦ってきたわけだからね。

そんな四五歳馬がトントン拍子で勝ち上がって、ステップレースを56で勝ったとする。
主要ステップであればかつての本番勝馬や、他のGI級も出てくる。だけれど、そういった馬は大抵休み明けで、しかも58キロをしょわされる。賞金的に本番が当確している58キロと、賞金をなんとかかせぎたい56の上がり馬。本気出すところがまず違うよね。
安田記念で、前走一着が案外なのは、そのためじゃないかと思っている。
ステップはよほど負け過ぎなければいい。試走や調整が出来ればいい、みたいな。

そして、本番安田記念は全てが牡58キロ、牝56キロ、三歳牡54キロと決まっている。かずあるGIでも、重い58キロに設定されているレースの一つ。多くの馬が斤量を追加されての本番を迎える。
そうなると、単純に馬柱の順位を眺めるより、いかにそのハンデバイアスを補正するかってことに注目すべきだと思っている。前走、あまり器用に勝ちすぎたような上がり馬は少し怖いし、また58組みが負けて人気が落ちるようならおいしい。
あとは、どうしてもマイラーズCやマイルCSといった京都マイル戦が物差しにされやすいレースであるけど、あくまで京都は京都。すこぶる優秀な物差しではないし、そこに先述のハンデバイアスが絡んでくれば尚更だ。

いかに東京コースでよい脚を使えているか(中距離好走あればなおよし)
重い斤量での好走歴があるか(とくにハンデがあるレース)

そのへんに注目したい。

今回は主軸を二頭とりたい。
この構成で「絶対」は、誰にも言えないでしょう?

ダイワマッジョーレ
金鯱賞二着から半年後には東京1400勝利。距離の融通性もそうだけど東京系コースでの勢いは本物でしょう。斤量的に一着は厳しかも、だけど馬券当確性が一番高いと信じたい。
ロードカナロア
誰しもの中で、第63回安田記念を予想する上での一番のテーマでしょうか。好意抜け出しが基本スタンスだけど、父譲りの末脚も兼備。1400の阪神内回り、58キロという阪急杯を弛むことなく快勝。擬似東京の高松宮記念では後方からの差し。
競走馬としての格が違いすぎる。

ダークシャドウ
東京はマイスター。ダンス産のタフさと斬れ味は東京のためのもの。と、信じている。

マイネイサベル
ハンデバイアス論、コース論での最右翼。

カレンブラックヒル
上に同じ。

あとは連の相手でグランプリボスサクラゴスペルサダムパテックグロリアスデイズあたりに流すかな。

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