スワンS

毎年荒れるこのレース。ステップレースのはずが決して本番のマイルCSに結びつくとははなく、ここ目標の馬が勝利を収める。過去のデータを探ってみると、連対馬は過去に重賞で連対していること、前走は重賞出走か、それ以外に出走の場合は1着と意外にもハードルは高い。
さて、今年も荒れるのかと思い、出走登録馬を見ると近年では最もレベルが高いと思われる。有力馬はグランプリボス、リディル、ジョーカプチーノ、サンカルロ、エーシンフォワード。
昨年のマイルCS勝ちがすっかり色褪せてしまったエーシンフォワード、前走の凡走が理解不能なジョーカプチーノ、スプリングSとニュージーランドTの走りを見ると、緩い流れより、GIのきつい流れで強さを発揮するグランプリボス、これら3頭より、1,400mのスペシャリストのサンカルロ、復帰後、徐々に、そして確実に力を付けてきているリディルを中心に考えようと思う。