富士ステークス

難解なレースになりそうです。人気を集めそうなのはストロングリターン、ゴールスキーとエイシンアポロン。三頭ともGIでの好走もあり致し方ないところでしょうか。このうち、ゴールスキーは前走が休み明けという言い訳を差し引いても、準OPでの勝ちっぷりが納得できない。マイルCS3着以降、重賞で3回続けて人気を裏切っているので、ここでも押さえ以下が妥当な評価か。
このレースの傾向を紐解いてみると、夏(7月、8月)のオープン、重賞競争での好走馬が、このレースでも好走している。今年の登録馬から該当する馬を探してみると、アクシオン、スピリスタス、ブリッツェン、レインボーペガサス。アクシオンがマイル重賞で好走するイメージはわかない。スピリタスは、もう底が割れてしまった感じ。ブリッツェンは前2走、展開ドンピシャで勝ちきれなかった。レインボーペガサスは前半早い流れの関屋記念を抜け出して快勝。きさらぎ賞以来の重賞制覇で完全復活を遂げた感がある。次走は富士Sと思っていたが、何故かレースの質自体が全く異なる京王杯AH。今回は同じ左回りで直線の長い府中。狙ってみたい1頭である。
府中牝馬Sのビデオを見直すと、今の府中は外差しが決まる馬場のようだ。完全に内枠有利の京都と違って、枠順にこだわる必要はないと思う。