スマートフォン版へ

マイページ

2764件のひとこと日記があります。

<< 古き良き昭和の競馬 演歌の花道... ひとこと日記一覧 夜明け前の空で月と金星、木星、火星が接近... >>

2015/10/27 11:07

タフで遅咲きの母父APインディ  カレンミロティックとケイアイエレガント

カレンミロティックセ7歳
2歳0−0−0−1
3歳2−0−1−5
4歳2−1−3−0
5歳2−3−0−2有馬記念(G1)6着  金鯱賞(G2)1着
6歳0−1−0−4宝塚記念(G1)2着
7歳0−0−2−2天皇賞(春)(G1)3着
31戦6勝 [6-5-6-14]

ケイアイエレガント牝6歳
2歳1−0−1−3
3歳1−0−0−6
4歳2−1−1−6
5歳2−1−0−2福島牝馬S(G3)1着
6歳1−1−0−3ヴィクトリアマイル(G1)2着
32戦7勝 [7-3-2-20]

共に5歳に重賞勝ち。基本的に先行前残り 逃げもしくは2番手。
それなりの速いペースでバテずに粘りこんでくる。派手さはない。
ゆえに『展開に恵まれた』感があり、
自ら主導権をとっていくタイプでもないので人気にならない。

その裏づけはパワーとスタミナであり粘っこい。
これは昨今一番薄れてきたファクターであり、キレ重視や気性の激しさで
ハナを奪っていくタイプとも違う。
それでありながら昨今のドスロー上がり競馬の間隙を付く特異性であり
しばしば高配当を演出する。

タフで故障も少なく、レース数が多くなればなるほどレース巧者で
道悪、ドスローなどの展開で有利に持ち込む。

一族のスタチューオブリバティや シアトルスルーの影響の強い産駒
シンボリクリスエスファルブラヴエリシオ、エルコン産駒にしばしば
見受けられる、バテずに粘りこんでくるタイプである。

非サンデー系の一角で 米国超一流血統の持ち込み馬なので
良血が多く、その多くが優秀なノーザンダンサーの産駒の血を持っている。

パワーとスタミナタイプが 『新しいスタミナ』競馬の主役が
欧州系でなく米国リーディングアイアーなのが 興味深い。

サンデー系との組み合わせで コテコテの米国パワー血統に見えるが
ひとたび日本の高速馬場でありながら ドスローキレ味上がり勝負の競馬で
粘りこみのなだれ込みを見せるのはシニカルなところ。
そうした下地にハイペースのスタミナ勝負がさらに得意というのが面白い。

大器晩成。円熟味を増した古馬の母父APインディ産駒はあなどれない。

父には NDBPpq系が APインディとのニアリー関係にありベスト。
キングカメハメハMiesqueがNDpq ラストタイクーンがNDBPpq
ハーツクライは母が NDBP 
スペシャルウィークマルゼンスキーがNDBPpq

お気に入り一括登録
  • カレンミロティック
  • ケイアイエレガント
  • パワー
  • ファクター
  • スタチューオブリバティ
  • シンボリクリスエス
  • ファルブラヴ
  • エリシオ
  • ノーザンダンサー
  • キングカメハメハ
  • Miesque
  • ラストタイクーン
  • ハーツクライ
  • スペシャルウィーク
  • マルゼンスキー
この日記はコメントできません。