続ルヴァンスレーヴ（その２）

今秋土曜、東京９Ｒのプラタナス賞に出走するルヴァンスレーヴ。
デビュー戦からは、ちょうど丸２ヵ月が経過したところ。
当初は未だ未だ先と思っていましたが、いざ出走当週となれば本当に”あっ！”という間。
しかしその２戦目となるレースは、なかなかの試練を乗り越えねばなりません。

放牧していた時は何の問題も無く順調そのものでしたが、帰厩後程なくして両前肢にソエを
発症することに。勿論ソエにも程度があるのでしょうから、接している厩舎関係者にしか詳細は
分からないことでもあり、私には出走する決断をした関係者がプロの見立てとして正しい判断を
したと信じるしかありません。

それに今回が２戦目であることも、個人的には一つ慎重を期したいと感じている点です。
上記のとおりデビュー戦から十分な出走間隔を取ったことには私自身もとても好感を持ち
見ていますが、それでも一度実戦を経験しているのもまた事実。
ある意味で「スイッチ」を入れたわけです。
２戦目というのはデビュー戦では全く見せなかった部分、特に精神面辺りが思いもしない形で
表れたりすることがありますね。これは私自身の経験も含めて。

特にシンボリクリスエスが父の本馬ですので、私としては初戦のみでは到底未だ楽観が出来ません。
今後も安定した精神状態を保てそうなのかの判断をするにも、先ずはこの２戦目が重要。
まして少なからずルヴァン自身もソエの痛みか違和感かを感じながらの出走でしょうから
より、気持ちのコントロールが上手く図れるのかどうかが試される様な気がしています。


なんて不安要素ばかりの内容になってしまいましたけれども、それも言うまでもなく
期待しているからが故。今回の試練を跳ね除け、勝利をもぎ取ることが出来たのなら
前途は洋々と言っても大袈裟ではないでしょうし、それを期待しています。当然ながらね。