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2011/10/22 18:50

今年のテーマは「絆」 ?オルフェーヴル、君こそスターだ?

3月の東日本大震災。テレビの映像に衝撃を受け、毎日発表される死傷者・不明者の数に心痛める日々でした。しかし、悲惨な光景に交じって少しずつ映し出されるようになった被災者同士の助け合う姿やボランティアの方たちが懸命に活動する姿。そこに、人と人とのつながりを感じ、「日本もまだまだ捨てたもんじゃない!」と復興への光を見た気がしました。

その大震災から1カ月後。当時の管首相が世界中からの支援に対する感謝の意を示すための新聞広告に選んだ言葉は「絆」。記事を読んだ私は「きれい事だな。」と言い放ってみたものの、震災後、家族や友人の存在を前よりも意識するようになった自分がいることに気づき、まさに相応しいフレーズだと感じました。

ホットなところでは、今週、紅白歌合戦の司会者が発表になりましたね。紅組は戦前・戦中・戦後における一家の絆を描いた朝ドラでヒロインを演じた井上真央さん(毎回録画して見てました)、白組はいつも仲良し5人組の嵐(いつ見ても微笑ましいグループですね)。NHKも空気を読んだようです(笑)
(20周年のSMAP5人で司会という手もアリでしたね^^;)

このように、「絆」は今年を象徴するテーマのようです。
とすれば、競馬界もこの流れに乗らないわけにはいかないでしょう!
そう、オルフェーヴル池添謙一騎手の名コンビによる歴史的偉業に期待です。

春2冠や前走の内容からすれば、オルフェは抜けた存在。最後の1冠にも手がかかって、あとは冠を飾る金細工を仕上げるのみといえるかも知れません。
しかし、ここにたどり着くまでは決して平坦な道のりではなかった。デビュー戦で池添騎手を振り落とし、芙蓉Sでは勝負所でよれ、京王杯はかかって競馬にならなかった。やはり血統馬にありがちな期待しすぎのパターンかと諦めかけていました。それが、幾度の敗戦を繰り返す中で徐々に競馬を覚え、スプリングSできっかけを掴んでからは驚きの変貌ぶり。圧巻の2冠制覇で一気に世代の頂点に登りつめようとは誰が予想したでしょうか。

このようにオルフェは決して優等生ではなかった。今までの3冠馬と比較しても一番負けている。しかし、たくさん苦労を重ね挫折を味わってきたからこそ、そこに自分を重ねることができる。まさに未曾有の困難から立ち上がりつつある今の日本を象徴するのにふさわしいといえるでしょう。
また、そうした中で一度も乗り替わることなく頂点に立った彼らの「絆」は果てしなく深い。歯痒い敗戦経験が、右手に残る傷跡が、今は彼らの大きな魅力となって輝きを放っているように感じます。

奇しくも日本にとって苦難の年となった2011年。
3年前に生を受けたオルフェーヴルが、兄の活躍が縁で池添騎手というパートナーに出会い、ただ1頭3冠の資格をもって菊花賞に挑むことができる。そして、決してメジャースポーツではない競馬界から明るいニュースを日本中に発信できる。苦難を乗り越えようとする人々に勇気を与えることができる。
競馬ファンとしてこれほど嬉しい事はない。競馬界に差した一筋の光に運命を感じずにはいられません!

いつの間にかテーマが「運命」に変わっていますが;
このコンビが菊の大輪を咲かせることを願ってやみません。そして、その大仕事をやってのけたとき、たとえ「絆」が今年の1字に選ばれなくとも、オルフェーヴルは年度代表馬として震災の年の明るい象徴となってくれることでしょう。

私も明日は現地に行って、大仕事を見届けてきます。そして私自身、オルフェとの「絆」を築いてきます。好きだった曲を聴くと一瞬で当時が蘇るように、私の人生の1ページを彩る特別なレースにしてくるつもりです。
後々振り返って、「2011年は良い年だった」と胸を張って言えますように。
頼むぞオルフェーヴル!君こそスターだヽ(^o^)丿

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    2011/10/22 19:57 ブロック

  • RX-787さんがいいね!と言っています。

    2011/10/22 19:11 ブロック

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