オルフェーヴル、淀でも王権を確立せよ　２　?菊花賞予想?...

フレールが必死に逃げ込みを図るなか、後藤Ｊがロングスパート開始です。後続で仕掛けるのはやはりオルフェーヴル…ではなくウインバリアシオンではないでしょうか。

アンカツさんがザッツでやって以来、下り坂を利してのロングスパートはある意味ネタばれ気味。当然池添Ｊも警戒していることでしょう。しかし、ここですぐには動かないのが池添Ｊ。デュランダルから学んだ教えです。三冠のプレッシャーもありますが、彼は強心臓です。むしろ先に仕掛けるのはウインではないでしょうか。前走でオルフェに対し切れ味勝負で完敗しているため、今回はスタミナ勝負に持ち込むのではないかと予想しています。日本を代表する策士が繰り出してくるのは、きっとウオッカを破った桜花賞のような作戦です。そして、近くにいるウインの動きはオルフェたちの目にも入るはず。これには池添Ｊも動かざるを得ないでしょう。

そうすると今年の菊花賞。前半のハイペースに下り坂での一斉のスパート。完全に「スタミナ比べ」のレースになると予想されます。当然差し馬の台頭にも注意しなくてはなりません。

とすれば、オルフェが目指すべきは「王権の確立」、すなわち、「08年のオウケンブルースリが見せた、誰もが納得せざるをえない力で押し切る競馬」です。ここで思い出すのが、極悪馬場のダービーでゴールに向かって突き放す勝ちっぷりと、皐月賞や神戸新聞杯後の「ケロッとしてる」という陣営のコメント。無尽蔵のスタミナを秘めているオルフェにとって一番苦しい力勝負は臨むところ。堂々と押し切って、淀の人々も王者オルフェーヴルを称えることになるでしょう。

では、これに迫る馬はどれか。オルフェと類似の血統背景をもち、新馬戦で放馬しながらも鮮やかに差し切った馬がいました。そう、フェイトフルウォーです。位置取りも功を奏し、最後に差しこんでくると予想しています。対抗はこの馬でしょう。

３番手はウイン…ではなくフレールＪ。神戸新聞杯であれだけかかって最後33秒前半で伸びて来られるスタミナは相当と見ました。思い切った競馬がハマるかもしれません。

４番手はダービーでの実績からウイン。ただハーツの長距離実績が不明なのと、オルフェよりかかる可能性があることから、この評価としました。

他に３着の可能性があるのはベルシャザールくらいでしょう。走方も接地時間が長めで長距離向き。中距離では切れ負けするが距離が延びていいタイプはアサクサキングスやデルタブルースを彷彿とさせます。ただ、ダービーでの７馬身差は決定的。今年は能力の高い馬がいるため優勝まではないと考えます。

名前を挙げたショウナンマイティは、マンハッタンカフェ産駒。父自身がそうであったようにスローの切れ味勝負なら3,000ｍでもやれると思いますが、そもそも菊花賞でそんな流れは稀。スタミナ勝負では分が悪いと思います。
トーセンラーは折り合いもつきますし京都が得意なのですが、競り落とされた前走の内容からスタミナ勝負に疑問が残ります。パワータイプでなく完全な良馬場とはいかないでしょうから、消耗が心配です。
他では、ジャンポケ産駒のダノンミルが気になりますが、調教がいまひとつなのと、浜名Ｊはスタート抜群の一方で折り合いが上手い方とは思えず、今回は見送ります。
あとは…分かりません^^;

馬券については、私はオルフェの単勝・応援馬券、オルフェ頭で馬単・三連単１着固定フォーメーションを買って応援します！
しかし冷静に買うならば、潜在能力でオルフェを上回る可能性があるフェイトやフレールがいますから、全てハマったときのために、この2頭に関しては馬単の裏を押さえておくべきかと。逆に大敗もあり得ますから三連複や三連単は控えるべきでしょうね^^;
それか、オルフェからの馬単総流しで「見」が気楽でいいですよ(笑)

長々と失礼しました。
オルフェ応援コメは土曜日にでもまた別に載せます(^_-)
最近急に忙しくなってしまって、来週は遠慮気味に予想しますね(^^ゞ