トーゼンでしょ？　?天皇賞・秋 回顧?

(写真)ジョーダンをパドックで撮らなかったことを後悔。私の観戦位置では限界；


第144回天皇賞に行ってきました。

要約すると
「トーセンがシャドウを従えグローリー、ピンナが初のブエナビスタ」
という感じでしょうか。


直線堂々と抜けだしたのは７番人気、東北のジョーダンことトーセンジョーダンでしたね。いやぁ驚きました！
この馬「狙うのはもっと長い距離で」と決めていました。というのも、池江先生が常々「長い所で活躍できる馬」と発言しており、今回も「ちょっと距離は短いかな」とおっしゃっていたからです。オルフェの三冠ですっかり池江信者の私は先生の言葉を信じ過ぎました(^_^;)

しかし考えてみれば、ジョーダンはここまで既に2000ｍで5勝。しかも府中2000ｍではトゥザグローリーに競り勝っている。結果的には“当然”ジョーダンということでしょうか(笑)

日記で書いた予想のうち、「ハイペースのスタミナ勝負だから府中の長い距離で実績がほしい」という方向は遠からずだったのですが…ジョーダンの実績はアルゼンチン共和国杯の勝利のみ…やっぱり難しい^^;
ここは素直に完敗を認めます。

ところで、ジョーダンという名前はＮＢＡのスーパースター・マイケルジョーダンに由来するとのこと。当人とは違って遅咲きでしたが、ピンナジョーダンの派手なパフォーマンスはスター性抜群。今後の動向から目が離せませんね。
しかし次走は誰ジョーダン？(笑)



ちなみにこのとき私はトゥザグローリーの単勝を握りしめていました。友人と一緒に当日の気配を見て、急遽購入したのです。
ここで思い出したのは有馬記念?日経賞でのパフォーマンス。今回上位人気している馬やヒルノダムールを子供扱いした馬です。自信が漲ってきて当てる気満々でした。

そして迎えた最後の直線。馬場の真ん中を伸びてくるピンクの帽子。トゥザグローリーだ！
まさに、to the glory　栄光に向かって一直線。
（心の声）「ほら見ろ。当然の結果だよ。」
…のはずが。
あれ？良く見たらトーセンの勝負服。「とうぜんではなくトーセン」？？
実は私よく見えてませんでした。ジョーダンをグローリーと勘違いしてハイタッチ。ところがターフビジョンの中にグローリーの姿はなく、映し出されていたのは「当然でしょ。」と言わんばかりのピンナの派手なパフォーマンス…。
ジョーダンみたいな本当の話です^^;

ただ、グローリーも明らかに復調気配。やはり寒くなってくるといいようです。これは有馬が楽しみだ。



一方、ブエナビスタも頑張りましたね！なんだかんだで１番人気するところが、ファンが彼女の潜在能力の高さを感じている証だと思います。
実際、ウオッカのレコードを１秒以上も更新するハイレベルな流れの中、中団を追走し、直線ではつまりながらも、よく伸びてきました。国内のレースで初めて馬券圏内を外したとはいえ、彼女の地力を強く印象づけたレースでした。

しかし、そこはブエナビスタ。やはり彼女には１番がよく似合う。何とかもうひと花咲かせてほしいというのが本音です。この冬、岩田騎手がブエナの馬上から目にするのは果たしてブエナビスタ（絶景）なのか。もう一度頂上からのパノラマを思い出して、頑張れブエナ！



そして、ブエナ以上に頑張ったのがダークシャドウ。初めて立ったＧ?の大舞台でブエナより前に位置し、同じ末脚を繰り出したのですから大したものです。最後は勝ち馬をかわせませんでしたが、これはもう西日のせい。シャドウの宿命でしょう。逆から光が差せば替わっていたかもしれません(笑)
そういう意味ではエイシンフラッシュ（光）とダークシャドウ（影）の光と影馬券を狙ってたのですが^^;

ともかく、彼の実力がトップレベルであることを十分すぎるくらいに示してくれましたね。もはやシャドウではなく主役の存在感。スタミナ勝負でこれだけの結果を残したのですから、マイル路線ではなく王道を進んでほしい。こちらも活躍を大いに期待したいところです。



期待のエイシンフラッシュも力は見せてくれました。ローズはいまひとつ。しかし、上がりのかかる競馬が合わなかった模様。展開一つで浮上してくると思います。ベルーガ無事で何より。



このように新たなスターも誕生した今回の天皇賞。総じて今後が楽しみな馬が増えました。
早く来い来い有馬記念。めまいがしそうな豪華メンバーを期待しています。競馬の神様からのX'masプレゼントを受け取るのはどの馬か。オルフェーヴルらとの対決が本当に楽しみですヽ(^o^)
馬券は好きな馬から買います。当然でしょ(笑)


今週でＧ?もひと段落（ＪＢＣは^^;）。
私もしばらくひと息つきたいと思います。それでは(^_^)/