日本近代競馬151年目

2013年がはじまりまして、今年は大きな楽しみがある。
オルフェとジェンティルとゴールドシップの世界挑戦（最終的には凱旋門）。
少し評価が落ちるのが、ゴールドシップかもしれない。オルフェやジェンティルと対戦したことないし、3冠馬ではない事もある。ただこの馬がダービーの時、ワールドエースをマークしなければ、もう少し彼の仕掛ける場所で仕掛けたら・・・と思うと３冠馬が3頭になっていたかもしれない。
十数年前に、3歳でジャパンカップをとった馬がいた。彼はそのレースを最後に日本の地で走ることはなかった。そんな彼になにかやるせない気持ちがあって、もう少し日本で走ればいい！！とか、勝ち逃げすんじゃねぇ、まだ強い馬は日本にいるみたいな事を思っていた。でも、本当の事を言えば彼の事が大好きだった。今でも覚えている、3戦目共同通信杯が大雪で芝からダートに変わり、いやあれはダートじゃない！！沼、沼だ！と言った記憶がある。そのレースで圧勝した彼がみるみる内に勝っていき、世代いや競馬界トップになった。そんな彼の姿をもう少し近くでみたかった、若き私がそこにはいた。
時は経ち、世代いや日本競馬のトップ3が世界挑戦をする。彼らに言いたい。「もう日本の地で走らなくてもいい。世界で勝負して来い！そして日本競馬のレベルを見せて来い！必ず勝てると信じているから」と・・・。十数年前にこんな事が思えたなら、もう少し彼を応援できたかなぁ？
今年は２０１３年ではなく日本近代競馬151年目として大きな一歩が見れる事を期待して。