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2020/07/24 08:35
調教&初級馬場(48鞍目)
雨は降らず、日差しはそこそこの過ごしやすい1日だった。
秋明はまだ曳き馬・手入れと放牧の段階だ。放牧は楽しそうで
砂浴びもサッサとこなして頚が届く範囲で草を食べている。
まだF指導員騎乗の運動中は物見も多いらしく、放牧中も
単車の音などにはかなり動揺している。どう対処していくか、
これからじっくり考えていこう。
先週は調教班に小学5年生の女の子がいて、数年前にこのクラブへ
再びお世話になるきっかけとなった妹歩の乗馬デビューの頃を
思い出す。この子もお馬を怖がっていないところが素晴らしい。
さて調教中に急遽最終の馬場レッスンへの参加要請があり、
車へ騎乗道具を取りに戻って急いで支度を開始。
選定は初騎乗のフレージャパン。5頭の出場。
先頭はいつも声をかけてくれる名人のネオヴァンドーム。
惚れ惚れする洗練された騎乗だ。全体像がよく見える。
どのように鍛錬すればあの域に達することができるのか?
内方姿勢の概念がないわたしは、蹄跡を内廻りされないことに
集中して序盤は幾分外向きで乗る癖があり、ついでに右拳が強く、
左内方脚が弱い癖をF先生に瞬時に見抜かれてしまった。(汗)
中盤からの課題は長蹄跡の首内。こういう技術を正確に習得して
秋明に反映させなければならない。何度かやっているうちに
それなりの形になってきて、隅角もスムーズに廻れるように。
しかし自分が力んでいるのもわかる。ソフトアイ&一定の呼吸を。
騎乗後は片付けを終えて障碍の先達の一人、Mさんと話し込む。
力づくの騎乗から抜け出せないこと、ウマく動かせないジャックの
調教班であり、同馬で競技出場していた彼女の言は重いものがある。
しかしその極意は思いもよらぬ結論に。
「わたしは乗馬はギュ〜・ドンと教わりました。」
ゴールのない旅が続く。