139件のひとこと日記があります。
2019/10/27 11:13
ジャックトゥキング(31鞍目)
数日前のことですが。
いよいよひとつの目標であったジャックで障害を跨ぐ、というチャンスが
早くも巡ってきた。(はずだった:笑)
このジャックは新馬でクラブにやってきた数年前、妹歩にいちばんやさしく
接してくれていた人懐っこいお馬で、この日記にも何度か登場いただいている
調教班にいらっしゃったMさん、Aさんたちにも当時たいそうお世話になった
思い入れの深い一頭だ。
初期の競技会出場の際も妹歩とよく三木へ観に行ったなぁ。(懐)
中学では別種目の部活に専念するために乗馬をいったん辞めた妹歩の目標が、
「いつかジャックと障害を跳ぶ。」 ことだった。
結局このコンビは実現することなく終わってしまったのだが。
さて、ジャックには6月に馬場で一度騎乗したことがあり、
この時は前鞍で外した拍車が行方不明となってしまい、そのまま乗ると
拍車キズ防止のゼッケンが長いため脚が全然効かず、動かすのにかなり苦労した。
今日は拍車もきっちり着けて準備万端で構えていると、代打担当のN先生曰く、
「いまメチャメチャ重くて動くときは全開!この部班では一頭要注意の馬。
絶対落ちたらアカンで!」
選定を見て喜んでいたものの、一瞬にして暗雲が・・・。(汗)
洗蹄所から曳いていく時点ですでにかなり重い。
跨って先頭、軽速歩で準備運動の際にも全く出ていかない。
力んで脚がぐらついて扶助が上手く伝わらない。後続は巻き乗りしてるの重圧・・・。
---(中略)---
惨敗!
途中で落ちてもいいから強攻しようかとも考えたが。
自分の悪い面が全部出て、涼しいのに汗びっしょり。(笑)
下馬後、N先生と会話する。
スタ「今日はわたしの未熟が全てです。メンタルもまだまだ修行です。」
N先生「ジャックはいつもあんなんやで。(笑)」
腕は比べものにならないとして、華奢なMさんや小柄なAさんは
どうやってこのお馬を操っていたんだろう?
車を走らせながら帰りにいろいろ考える。