紅葉を観に行くはずが・・・

今日は久々になにもすることがない休日となり、早朝からドライブへ行こうと
思っていた。雨上がりの路面は眩しく鏡のよう、車は少ない。
特に目的があるわけでもなく、綺麗な紅葉があれば･･･ぐらいの漠然とした
気持ちで西へ向かう。

夏の終わりまで4年余りにわたって朝のこの道を毎週のように走り、
妹歩と一緒に、あるいは一人でお馬のところへ通っていた。
やはりこの道の先は自然とお馬のところへ向かってしまう。

まずお世話になった先生がいらっしゃる某乗馬施設へお邪魔する。
何度か来たことがあるので概ね勝手は分かっていて、駐車場に車を止め、
馬場の方へ歩いていくと、「おはようございます！」と知らない騎乗姿の方から
挨拶され、返礼。はて、でもどこかで見たことがある方のような気がする。

馬場へ行くと手前はかつてお世話になったKさんのレッスン中だ。
遠いが優しい声ですぐ分かる。

しばらく眺めていると先ほどの騎乗姿の方が気品のあるお馬に跨りこちらへ進んでくる。
にこやかに会釈すると馬上からまた笑顔で「おはようございます！」。
ん〜、誰だろう？思い出せない。（汗）
目の前で常歩で輪乗りを入念にされている。左脚がやや不自由なように感じる。
ウォーミングアップが終わって遠くの広い馬場へ移られた。
結構激しい駈歩を繰り返している。馬場馬に見えたのだが騎乗者はかなり前傾し、
しかし重心が全くブレない迫力のあるフォームだ。

やがて各馬場のレッスンが終わり、Kさんに挨拶をして少しお話をし、
帰ろうとしたところ、先の騎乗者さんも戻って来られて「ありがとうございました！」。
こちらも深々と頭を下げて挨拶をし、車に戻った。

ん〜、誰だろう？


帰宅後、いろいろ調べていくとあの騎乗者さんは東京パラリンピックの
障害者馬術目指している元JRA騎手の常石勝義さんだった。


この後三木へ向かう。前段が長くなったのでまた次回ということで。（笑）