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139件のひとこと日記があります。

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2017/09/24 00:18

乗馬再開のきっかけ part2

翌週、体験騎乗も無事こなして晴れてジュニア会員となった妹歩は
ほどなくお馬との触れ合いに魅力を見出したのか、毎週末通うことに。
怖さは全く感じず、とにかく楽しかったようだ。
一方の父は小遣いの範囲では自分は乗れない現実を受け入れ、
この時点では馬方に徹する決心を固めた。

毎週準備〜馬装と手入れ、妹歩の騎乗中は外から観察しながら
それぞれの馬場のレッスン内容把握と個体識別に努めた。
指導員さんの号令と指示を聞きながら冷静にお馬を見て
もし自分が乗ったら・・・というイメージトレを進めていた。
これはこれで乗れなくても十分に楽しむことができた。

帰りの車中はその日の騎乗馬のことやレッスンのねらい、
どうすればもっとウマく乗れるかについて親子で語り合った。
当初はまだ身長120cm台だった妹歩の選定馬はトロッターやトラケーネンの
比較的小型の素軽く賢いお馬が多かった。

しかし速歩で誘導をやるころにはアラブやサラが配馬され、
馬体とは不釣り合いな騎乗者のサイズ感は遠目に見ても
かなり異様な光景だった。
脚がゼッケンの下に出ず、全く使えていなかったが、
巧みに開き手綱を使って無意識の重心移動で操作していた。
鐙が短い割に騎座がとても安定している印象があった。

短鞭と四肢のプロテクターは父がかつて使っていたものを
転用していたため、妹歩は指導員さんからはよく尋ねられたようだ。
使い込まれた感じやデザインの古さが子供には不釣り合いに映ったのだろう。


その頃クラブのお馬たちが馬場や障害の競技に頻繁に出ていて、
騎乗したことがあるお馬やレッスンを受けている指導員さんが出場する日には
競技会場の三木ホースランドパークへよく観に行くようになった。
競技馬厩舎や場内を巡っているうち、本厩舎の入り口に

「乗馬教室受講生募集中!」

というポスターを見つけ、父は冷やかしで話を聞いてみようと
反射的に事務所の扉をノックした。

すべてはここから始まった。(笑)

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  • stanerraさん

    みゆきさん、いつもコメント&いいね!ありがとうございます。

    もう今日の騎乗馬について書くことがなくなってしまい、
    その時々に思い出すたくさんのお馬のことを気の向くままに
    記録しておこうかと思っています。
    不定期で拙い文章ですが、また覗きにお寄りください。(笑)

    お馬を辞めてから体重が急に増えてきました。
    やっぱり減量を意識していたんでしょうかね?(汗)

    2017/09/24 22:01 ブロック

  • のこみゆきさん

    こんにちは(^。^)
    ますますお話しおもしろそうになりましたねー^ ^
    親子で同じ趣味できるなんて良かったですね^ ^

    何だか小説家が書いた物語みたいです(^。^)

    2017/09/24 16:41 ブロック

  • のこみゆきさんがいいね!と言っています。

    2017/09/24 16:38 ブロック