ふたたび小風と

今日を含め残り4鞍、選定は誰だろうと受付へ申告に行く。
「△〇さん、今日は小風です。次のレッスンで...」
ということでジムカーナ大会に続いての騎乗となる。

時間があるので洗蹄所の掃除から馬具の準備を入念に進める。
大会騎乗の写真を見ると踵が上がり気味のようなので、鐙を2つ短く。
午後は暑く、準備が終わった時点ですでに大汗をかいている。

馬場へ入って二番手から。なんと先頭はコスモはんだ！
自分が乗っていなくて同じ部班にいるのは珍しいので、
よ〜し、余裕があればじっくり観察してみよう。

右・左手前変換をしながら正反撞と軽速歩をバランス保ちながら交互に。
やっぱり跳んでいる割に前に進んでいないし、反撞そのものがかなり大きく、
拳は揺れ、吸収できずにしっかり座っていられない。これは難しい。（汗）

コスモはんはやはり夏は重く、騎乗されている方も苦労している。
しかし正反撞は踵を下げて綺麗に乗っていらっしゃる。極意はどこに？
中盤からは緊張感に欠ける感じ、わたしが乗っている時もあんなんだろうか？

小風は駈歩の発進は反応も速いが、ピッチ走法で伸びていかない。
前のコスモはんが速歩になっても詰めた駈歩で抑えたペースが作れる。
怖いのは駈歩から下方移行する際にさらに跳び上がる様子があり、
事前にK先生からアドバイスがあったのでウマく凌げたが、
特に右手前の時は前に転げ落ちそうな危うさがある。
駈歩は内方姿勢を強くすると加速に働き、これを事前に知っていれば
先の大会もさらに5秒は速くゴールできたかもしれない。

順調に全メニューを消化し、愛撫ののち下馬。
慣れない反撞のせいか首、腰が痛く、手が少し震えている。（笑）
上手い騎乗ではなかったが、小風の特徴は全部掴んだような。

馬場から退出する際K先生から「次回から上のクラスへ。」と指示が。
あと3回の騎乗で卒業までの仕上げに入ろう。
また小風に乗ることがあるだろうか。

そのままいつも声を掛けてくれる知り合いの受講生さんに引き継ぎ。
今日の小風のイメージを伝えて出発まで準備をしながら待つ。
ちょっと脱水症状気味だったかも。（笑）