３頭目の古馬オープン入り　フェイマスエンド

　フェイマスエンドが3月20日の但馬ステークスを快勝し古馬オープン入りを果たしました。
　父シルクフェイマス、母シルキーウィズ。４頭しかいない産駒で中央勝ち上がっているただ１頭。これで5勝目となり、祖父はマーベラスサンデーです。
　出資馬ではシャイニングレイ、シャルール（ともにキャロット2012世代）に続いて、一口馬主歴３年余で３頭目。シルクホースクラブ出資馬では初めて（デビュー間がない３歳世代のアルーアキャロルを除く）。
　2011年世代で一口2万2000円、残口ありのまま募集打ち切りになった安馬でした。

　小さな牧場に生まれ、直後に悲しい事件が起こり競走馬になれるか危ぶまれた時期もあり1歳になっても剥離骨折など体質の弱さが目立っていましたが関係者の温かいケアで何とかデビュー。
　２歳〜３歳時は背腰も緩くレースでヨレて他馬に迷惑をかけたことも。それでも鮫島一歩厩舎とノーザンファーム天栄＆しがらきの皆さんのバックアップのおかげで、本当に走るごとに強くなってきました。
　祖父マーベラスサンデー、父シルクフェイマスに続いてのオープン入りはうれしい限り。４頭しかいない貴重な父の産駒の血を次代につなげていくためにも、これからも無事に、レースで雄姿を見せてくれることを祈ります。