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2010/05/25 20:23
2歳チャンピオンのポジション
言わずと知れた昨年の2歳牡馬王者ローズキングダムがすっかり脇役の立場に追いやられてしまった。
ダービーでは3番人気にもなれないのかもしれない。
そこまで王者が追いやられた背景には、強かった皐月賞上位馬達、トライアル戦を圧勝で勝ち抜いてきた馬、NHKマイルCをウルトラレコードで突き抜けた馬達の台頭がある。
年頭には、今年のダービーは、王者ローズキングダムとヴィクトワールピサの2強対決になるのではないかとささやかれていた程だが、その図式も現時点では世間の風潮からか、大きく塗り替えられている。
はたして、本当に塗り替えていいのであろうか。
近年、良血馬と言われる若駒達のデビューが早まっている傾向がある。
それに伴い朝日杯のレースも年々レベルが高くなっている。
以前のように、朝日杯はクラシックにつながらない、という観念を持っていたら思わぬ誤解をしてしまう恐れがあるのではないかと思う。
ローズキングダムは、東京スポーツ杯勝ちを見ても、広い東京コースがあっている。ならば同じ広いコースの阪神で行われ、かつ、クラシックに直結しやすいラジオNIKKEI杯を使うべきを、目先のG?朝日杯をメイチの仕上げで取りに行った。紛れのあるコース、距離伸びてさらにいいはずなのにあえてマイル戦を選んだ。
その理由は、G?勝ちがバラ族の悲願だったからである。
ヴィクトワールピサ不在だったとしてもここを完勝。不向きなコースも克服して、まさに力の違いを見せつけた。
それでは、年明けの陣営の狙いは?
皐月賞を叩き台とまでは言わないが、あくまでも狙いは最も得意なコースで行われるダービーのハズだ。
まだ5日前の段階だが、本命はもちろん
ローズキングダム
相手の考察はまた週中に。