宝塚記念　覚書

今年の１番人気は武豊のドウデュースになりそうだ。普通に的中させたいならこの馬から馬券を組むのが妥当だと思うが、基本的に京都コースではハーツクライ産駒を軸馬にはしない。京都芝コースでハーツクライを買って良い思いをした記憶はあまりない。また、今年は京都ロングラン開催ということで、過去データは無視した方が良さそうな気がしている。馬場読みが最も重要で、今週の京都芝レースの結果から好走血統を探るのがとても重要な気がする。現時点で買いたい馬は、人気どころでは、ドウデュースよりはジャスティンパレス、Netkeiba想定人気は微妙だなと思いつつも、この人気は過小評価だなと思うのは、ルージュエヴァイユだ。そもそも現時点で本命視している１頭。エリザベス女王杯で本命で儲けさせてもらったという思い入れがあるのは間違いないが、なんといっても前走大阪杯で３着に食い込んだところが評価できる。というのも、この馬は大味な不器用さから小回りコースではあまり買いたくない馬だからだ。元々出脚が遅く出遅れ気味、エプソムCあたりから、出たなりの位置で順当に自分の競馬ができるようになっているように見える。今回大箱競馬場になるなら、前走よりも条件が好転する上、京都エリザベス女王杯で好走しているのもいい。京都ロングラン開催で馬場が荒れてくれば、欧州寄り血統のこの馬はかなり買えるんじゃないかと思っている。今週の京都芝レースの結果で好走血統を探るのが重要だと思うが、欧州よりの血統が想定以上に好走するようなことがあれば、ルージュエヴァイユと心中しようと思っている。