競輪
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2024/05/11 06:32
京王杯スプリングカップ 覚書３
枠順確定後、検討を加えた。過去データでは後方の馬が優勢、そういうこともあり内枠の差し馬レッドモンレーヴに人気が被り始めてウインマーベルの単勝人気を抜いてしまった。前回も書いたが、想定されるトラックバイアスは例年よりも前に有利で、後方に下げて最後の脚に賭けるのであればスズハローム等の追い込み馬と同等の扱いでいい。コース替わりであればいかにイン有利とはいえ外もそこまで荒れていない。外がタフなバイアスで内を引いたのであれば、インで温存できるが、決してそうではない。馬柱を見ると、ウインマーベルが大外を引き、ダディーズビビッドが外目、隣にメイショウチタンということで、外枠４頭に前に行きたいという騎手意識が働く筈。上位人気馬３頭では位置を取れたケースのウインが一番残り目としてはありそうな気がする。ただ、速い馬場で前残りするタイプの種牡馬ではない。ちなみに１番人気想定の最内トウシンマカオは大跳びで、左回りだと外へ振られる不器用さがあり、最悪の枠で消しでいいと思っている。綺麗な馬場でスロー、外に前進気勢がかかる展開であれば、最も有利なのはメイショウチタン、近走リンクするレースで好走したグランデマーレ、人気薄で手が出しづらいところはあるものの、共に特注血統のロードカナロア産駒で、最も買える馬じゃないかと思う。内枠のリュミエールノワルのカナロア産駒だが、外から先行馬に被される展開でどの位置につけることができるか、ということが重要になってきそうだが、川田騎手は馬群を縫うことを得意とするのでそこは大きな問題にはならない。前走はタイム的には通用しそうに見えても辛勝で、ハンデ重賞ならまだしも別定G�兇任龍堽盟�となるとなかなか厳しい。先の２頭のカナロア産駒よりは下に見る。枠順決定前の騎手獲得戦で勝利した印象のアネゴハダあたりが穴、福永厩舎転厩のダノンスコーピオンあたりはピンかパーで軸馬には不向きでヒモ。ソーヴァリアントのモレイラもG1でないのならそこまで期待値は高くない。前走穴をあけたプルパレイの前走は可もなく不可もなくだが３着はあってもおかしくない。差し勢力はロードカナロア産駒レッドを押さえ程度でスズハロームは消し。バルサムノートもこの枠であれば押さえる必要はなさそう。
- レッドモンレーヴ
- ウインマーベル
- スズハローム
- ダディーズビビッド
- メイショウチタン
- トウシンマカオ
- グランデマーレ
- ロードカナロア
- リュミエールノワル
- アネゴハダ
- ダノンスコーピオン
- ソーヴァリアント
- プルパレイ
- バルサムノート
