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2024/04/20 12:05

福島牝馬S 覚書3

オッズ動向を見ると、有力視している馬のうちタガノパッションエミューが過剰人気。コレは競馬YouTuberの影響か。扇動されて過剰に買われるのは仕方がないが、決してプラス材料だけではない。タガノパッションは火曜追いなので気ムラな性格が疑われる。エミューは肺出血明けはあまり気にならないが、闘争心のスペシャルウィークの血が頓挫したことでスランプに向いていないか、本来なら1回はケンしたい馬だ。そういう「気」で走るタイプは買い時が難しい。今回のメンバーでは、グランベルナデットが気で走るタイプに見える。前走勝ちで気持ちが入ったことが調教で見て取れる。左回りコースにて調教駆けするソーヴァリアントに先着し、本番は右回りで更に上昇気配ということで2番人気にまで押し上げられている。こういう馬は本番で押さえるということはあまりしない。そうなると、馬柱を見ると前への推進力がかかるのは、当馬、横山琉、ラリュエルがいる2桁馬番で、このあたりの馬番に入った馬はオーバーペースになって不利と見る。
毎年長期休養明け馬が1頭馬券内にくるのは、そういう気で走る馬やスピード調教を施された馬に優位性が無い、ということだ。地道にスタミナやパワーを増強してきた馬に優位性がある。そういう意味で注目するのがファユエントーセンローリエファユエンは間隔を詰めるとパフォーマンスを落とす。右回りのコーナリングに不安があるので、今回のオーバーペース予想ではむしろコーナーで温存できる利と捉えることができる。トーセンローリエは昨年崩れた原因が夏負け、と想像できる。長期休養で地道に調教を積み、追い切りを見る限りかなり動ける態勢に見える。また、母はメイショウサムソンステイゴールドの配合馬トーセンナチュラルでクラシックを賑わせた一定能力を秘めた馬で、父はスタミナ寄りのサトノクラウン。過剰人気気味のエミューファユエントーセンローリエ、この3頭はボクの中では同等の評価である。また、外の推進力が高くなったということは内が被され位置取りが下がる、ということで、内の馬は力の温存ができる可能性が出てきた。福島の岩田望は不安だが再評価する方向で考えたい。同じくフジキセキを血統中に含むエリカヴィータだが操縦性は高いと想像できる。凡戦ディセンバーSでも4着までだったが、展開だけは向く可能性が出てきた。

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