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2024/04/19 14:42

フローラS 覚書3

今回のポイントは癖馬が多いということだ。そもそも何故イン前チートなのか、ステゴとロベルトが優位なのか、を考えた時、本来は切れ味勝負の馬がイメージされる東京開幕週だが、そういう馬は出負けして活躍できない。そのテの馬が複数いると全体的にタフな展開にはなりにくく位置取りと持続力優位の馬で決まってしまう。そういうことだろうと認識している。過去例で顕著なのは、2021年の波乱決着。出遅れとまでは言わないが半数近くが出負けの凡戦、1着はロベルト系サンデークロスあり、2着3着はステゴ系。また、この時の1着クールキャットは出遅れ癖のある癖馬だったが、運良くスタートが決まった。ということで、今回も多くが出遅れ癖のある癖馬が揃った一戦で、イン前、ステゴロベルト、癖馬のうち運よくスタートが決まりそうな馬を拾うというギャンブル、という視点が重要だと思う。
人気を集めそうなアドマイヤベルバロネッサだが、共に出脚は速い訳ではなく、鉄板軸というわけではないと思う。バロネッサは好材料が揃い本命視しているものの、あくまで出遅れなければ、という条件付きなので1頭軸にするつもりはない。アドマイヤベルの方は、戦った相手を見れば確かに強いと思えるが、かなりの確率で沈む予感がしている。新馬戦は出遅れたが新潟得意の菱田騎手が持ってきた。続く百日草特別アーバンシックから約2馬身差の3着で強そうに見えるが、そもそもマーゴットソラーレの楽逃げをスタートで寄られて大きく不利を受けたアーバンシックが差し切ったというレースで、同じスワーヴリチャード産駒では格の違いを見せつけられた感じだった。おまけに2番手のホーエリートが沈んだように後ろに展開が向いたところがありながら離れた3着だ。続くフリージア賞は少頭数10頭立てで、スタートで早々に2頭が出遅れて脱落、実質8頭立てとなり、終盤ではニシノティアモが進路を塞がれ、ホーエリートは仕掛けどころでアドマイヤベルに塞がれエンジンがかかった後にまた塞がれた。本来このレースは不利がなければホーエリートが勝っていたレースだ。スワーヴリチャード産駒出世頭4頭は全てサンデーサイレンスのクロスを持っており、その中でコラソンビートを除いた3頭は3歳春で活躍傾向のリファールクロスを持っている。アドマイヤベルは5代前までではリヴァーマンのクロスのみで、スピード絶対値が不足しているように見える。

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    2024/04/19 18:22 ブロック