競輪
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2024/04/17 05:24
浦和 アヴニール賞 覚書
斤量増でもクルマトラサン1強の様相。相手探しの一戦に見える。
どの馬が前に行くかを考えるレースで、前走中段で競馬をした上、距離短縮となるツガノショウグン、ドンドミノ、ポッドマーフィーをまず馬券対象外としたい。
逃げ候補筆頭としては、最内枠を引いたパペッティア。前走桜花賞が牝馬限定戦、上位２頭は430�堋�度の小柄な馬のワンツー、稍重馬場で馬格が小さくても走れたのかも。今回はメンバー中最も馬格が小さく最内、最軽量、揉まれると非力さを露呈しかねないので、恐らく果敢に逃げの一手に出る筈。そうなると、クルマトラサンの格好の餌食になりそうな予感がする。前走重賞2着とはいえ、積極的には買いづらい馬だ。
とはいえ、他馬は各々不安要素を抱える印象で、当日オッズ次第の判断。
小久保厩舎2頭出しは、どちらが勝負馬なのかの判断がかなり難しい。前走重賞で、今回外厩調整で森騎手を乗せてるあたり、大外を引いたトーセンヴィオラだろうとは思うが、雲取賞から400m距離短縮、前に行ききれるかどうかは不安。競走中止理由もはっきりしない感じ。前走は3コーナーまでは強豪馬に追走して先団に取り付いていた。そこで失速、故障なのか心房細動的なものなのか不明で、買いづらいところはある。父の血統だけを見れば、勝負馬はオーウェルに見えるが、アジアエクスプレス産駒にしては小柄で、休み明け前走が大幅馬体減、今回中1週、200m短縮、調教は物凄く軽い。馬体が戻っているとは考えづらい。地力で圏内があっても驚けないが積極的には買いたくない。
となると残ったのはケンアトラスとゴールドソニック。ケンアトラスは昨年末時点でオーウェルに完敗しているが、前走から藤本騎手が手綱を取り始めて勝利し叩き２走目。100ｍ短縮で先行できるかどうかの懸念はあっても不安材料が少ない。若いこのクラスの馬は割と短期間で形勢逆転をよく目にするし、上がり目に期待して、この馬を2番手評価にするのが妥当な気がする。
ゴールドソニックは２戦前に中央交流競走を人気薄で完勝しており侮れないが、参戦した中央所属馬全ての次走以降成績が未勝利戦を完敗、もしくは登録抹消という感じで、レースレベルがかなり低かったとも考えられる。
- クルマトラサン
- ツガノショウグン
- ドンドミノ
- ポッドマーフィー
- パペッティア
- トーセンヴィオラ
- オーウェル
- アジアエクスプレス
- ケンアトラス
- ゴールドソニック
